鹿角市議会 > 2016-02-26 >
平成28年第2回定例会(第1号 2月26日)

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  1. 鹿角市議会 2016-02-26
    平成28年第2回定例会(第1号 2月26日)


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    最終取得日: 2022-12-30
    平成28年第2回定例会(第1号 2月26日)     平成28年2月26日(金)午前10時開会   開会   開議   議長報告  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 市長施政方針及び行政報告  第4 教育委員長教育執行方針  第5 議案の上程      議案第3号及び議案第4号       説明、質疑、討論、採決      議案第5号から議案第38号まで       説明   散会 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   1 会議録署名議員の指名   2 会期の決定   3 市長施政方針及び行政報告
      4 教育委員長教育執行方針   5 議案の上程      議案第 3号 土地の取得について      議案第 4号 平成27年度鹿角市一般会計補正予算(第8号)      議案第 5号 第6次鹿角市総合計画基本構想の変更について      議案第 6号 鹿角市過疎地域自立促進計画の策定について      議案第 7号 財産の貸付けについて      議案第 8号 市道路線の認定について      議案第 9号 鹿角市下水道事業特別会計への繰入れについて      議案第10号 鹿角市農業集落排水事業特別会計への繰入れについて      議案第11号 鹿角市簡易水道事業特別会計への繰入れについて      議案第12号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制             定について      議案第13号 鹿角市行政手続条例の一部改正について      議案第14号 ふるさと鹿角応援寄附条例の一部改正について      議案第15号 財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部改正につい             て      議案第16号 鹿角市立学校設置条例の一部改正について      議案第17号 鹿角市教育センター設置条例の一部改正について      議案第18号 鹿角市花輪児童クラブ館条例の一部改正について      議案第19号 鹿角市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定             について      議案第20号 鹿角市消防団員の定員、任免、報酬等に関する条例の一部改正             について      議案第21号 平成27年度鹿角市一般会計補正予算(第9号)      議案第22号 平成27年度鹿角市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3             号)      議案第23号 平成27年度鹿角市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号             )      議案第24号 平成27年度鹿角市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)      議案第25号 平成27年度鹿角市下水道事業特別会計補正予算(第2号)      議案第26号 平成27年度鹿角市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1             号)      議案第27号 平成27年度鹿角市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)      議案第28号 平成27年度鹿角市大湯財産区特別会計補正予算(第1号)      議案第29号 平成27年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第2号)      議案第30号 平成28年度鹿角市一般会計予算      議案第31号 平成28年度鹿角市国民健康保険事業特別会計予算      議案第32号 平成28年度鹿角市後期高齢者医療特別会計予算      議案第33号 平成28年度鹿角市介護保険事業特別会計予算      議案第34号 平成28年度鹿角市下水道事業特別会計予算      議案第35号 平成28年度鹿角市農業集落排水事業特別会計予算      議案第36号 平成28年度鹿角市簡易水道事業特別会計予算      議案第37号 平成28年度鹿角市大湯財産区特別会計予算      議案第38号 平成28年度鹿角市上水道事業会計予算 ───────────────────────────────────────────── 出席議員(19名)        1番  小 田   修 君     2番  児 玉 悦 朗 君        3番  安 保 誠一郎 君     4番  田 口   裕 君        5番  和井内 貞 光 君     6番  舘 花 一 仁 君        7番  成 田 哲 男 君     8番  田 中 孝 一 君        9番  児 玉 政 明 君    10番  中 山 一 男 君       11番  浅 石 昌 敏 君    12番  吉 村 ア イ 君       13番  髙 杉 正 美 君    14番  兎 澤 祐 一 君       15番  黒 澤 一 夫 君    16番  田 村 富 男 君       17番  倉 岡   誠 君    18番  福 島 壽 榮 君       19番  宮 野 和 秀 君 ───────────────────────────────────────────── 欠席議員(なし) ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市長        児 玉   一 君    副市長       阿 部 一 弘 君  教育委員長     安 倍 良 行 君    教育長       畠 山 義 孝 君  総務部長      安 保 一 雄 君    市民部長      児 玉   晃 君  産業部長      工 藤 裕 悦 君    建設部長      兎 澤   優 君  教育部長      青 澤 敏 博 君    総務部付部長待遇  米 田   均 君  総務部次長     田 口 善 浩 君    市民部次長     豊 田 憲 雄 君  産業部次長     渋 谷 伸 輔 君    建設部次長     山 口 達 夫 君  教育次長      奈 良 義 博 君    会計管理者     阿 部   薫 君  総務課長      佐 藤 康 司 君    財政課長      大 里   豊 君  監査委員事務局長  米 田 直 子 君    農業委員会事務局長 田 中 康 明 君  選挙管理委員会事務局長            佐羽内 浩 栄 君 ───────────────────────────────────────────── 事務局出席職員  事務局長      沢 田   力 君    主幹        和 田 寛 美 君  主査        小田嶋 真 人 君    主査        阿 部 厳 祐 君      午前10時00分 開会 ○議長(田村富男君) ただいまから、平成28年第2回鹿角市議会定例会を開会いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     開議 ○議長(田村富男君) 直ちに本日の会議を開きます。  本日の会議は、お手元に配付しております議事日程第1号により進めてまいります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     議長報告 ○議長(田村富男君) これより議長報告をいたします。  初めに、監査委員より地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査書が提出されております。  次に、2月18日までに受理いたしました請願・陳情につきましては、別紙、請願・陳情一覧表のとおりであります。  次に、12月17日から2月25日までの議会閉会中における会議開催状況及び会議出席者については、別紙のとおりであります。  以上で議長報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(田村富男君) 次に、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により5番和井内貞光君、6番舘花一仁君を指名いたします。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第2 会期の決定 ○議長(田村富男君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期については、お配りしております会期・議事日程表のとおり、本日から3月18日までの22日間と決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、会期は本日から3月18日までの22日間と決定いたしました。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第3 市長施政方針及び行政報告 ○議長(田村富男君) 次に、日程第3、市長の施政方針及び行政報告を受けます。市長。     (市長 児玉 一君登壇) ○市長(児玉 一君) おはようございます。  初めに、このたびの大湯ストーンサークル館の事務処理に関する内部通報の件についてでありますが、内容といたしましては、館内に保管されていた現金の処理に私的流用や着服があったのではないかということと、芝刈り等の施設管理委託業務に過大支出があったのではないかの2点についてでありました。  通報を受け、直ちに公益通報者保護法及び市の内部通報の処理に関する要綱に基づき、副市長を委員長とする内部通報処理委員会を設置し、調査に当たらせてまいりましたが、その結果、事務処理に一部不適切な対応と誤りのあったことが報告されております。  詳細につきましては、本日、改めてご報告する機会を設けさせていただきますが、市民の皆様を初め、市議会議員の皆様に大変なご心配をおかけしましたことを深くおわび申し上げます。  この調査結果を踏まえ、速やかに責任の所在を明らかにするとともに、施設運営の適正化に努めてまいります。  それでは、平成28年第2回鹿角市議会定例会の開会に当たり、予算案及び諸議案の提案に先立ち、市政運営の基本方針及び私の所信並びに主要施策の概要を申し述べ、議員各位を初め市民の皆様にご理解とご協力を賜りたいと存じます。  平成28年度は、第6次総合計画後期基本計画のスタートの年であり、平成32年度における人口3万人台の確保、笑顔がつながり活力を生むまちの実現に向けて、8つの重点プロジェクトなどで設定した目標に向かって果敢に取り組んでまいります。  最重要課題である産業力の強化については、各産業の連携と競争力を高めつつ、農業や製造業、観光業などを重点的に伸ばすことで、地域経済の活性化を図ることとしており、6次産業化に向けた経営支援や観光産業をマネジメントする組織の体制強化、企業・創業支援拠点の整備、企業の高度化支援などにより、市民所得の向上と雇用の創出を図ってまいります。  子育て支援については、第1子誕生に対する祝い金の支給や、所得に応じた第2子保育料の無料化、児童クラブの開所時間延長に取り組むほか、福祉医療給付の対象を高校生まで拡充します。  さらに、若者世代の結婚・子育てに対する支援制度を創設し、経済的不安の軽減を図り、従来からの子育て支援施策とあわせた切れ目のない支援を行います。  また、「鹿角ブランドの確立」に向け、地域資源の再認識や磨き上げを図るほか、交流人口の拡大と移住を積極的に進めるため、重点プロジェクトに「移住・交流の推進」を新たに加え、移住相談窓口の機能強化や農業を含めた移住体験メニューの充実を図り、鹿角での新たな生活を支える環境づくりと支援策を強化いたします。  このように、後期基本計画5カ年の初年度として、新たな成長の種をまき、力強い一歩を踏み出すため、平成28年度当初予算を「かづの未来創造予算」と位置づけ、国の補正予算に対応する事業の前倒しとあわせ、鹿角を元気にする施策・事業を確実に推進してまいります。  平成28年度の予算規模は、一般会計が164億3,542万円で、前年度当初予算と比較して6.4%減となり、上水道事業会計を除く特別会計予算の総額は103億323万6,000円となりました。  以下、平成28年度の主要施策について、予定している総合計画の体系に沿い、その概要を申し上げます。  初めに、基本目標1の「活力や賑わいを生むまちづくり」についてでありますが、農林業の振興では、競争力のある農業経営体を育成するため、経営改善に向けた支援を強化し、複合経営とブランド化の推進を図りながら、農業所得の向上を目指してまいります。  農業経営体の育成強化については、TPP協定の大筋合意を受け、社会情勢の変化に対応した力強い農業経営への転換が求められていることから、農業経営セミナーなどの開催により、販売重視型農業への転換を進めるほか、金融機関と連携して農業農村支援機構を核とした経営サポート機能の強化を図り、6次産業など経営の高度化にチャレンジする農業者を支援してまいります。  また、新規就農者の確保に向け、就農相談を首都圏で実施するほか、研修から営農の定着まで行き届いた支援体制を整備し、意欲ある担い手の育成を進めてまいります。  農業生産の振興については、経営所得安定対策の大規模な見直しや、TPP協定の大筋合意など、農業政策を取り巻く環境が大きく変化する過渡期を迎えていることから、強い農業地域として確立するため、主食用米から非主食用米への転換に加え、需要と収益性が高い作物づくりの促進や新たな農産物のブランド育成支援を行うなど、当地域の優位性を最大限発揮できる施策を引き続き展開してまいります。  淡雪こまちについては、目標としていた100ヘクタールの作付を達成したことから、付加価値をさらに高める取り組みに重点を置いた支援を行ってまいります。  「かづの北限の桃」については、昨年の生産・販売実績は過去最高となり、すぐれた産地として消費者や市場関係者の認知度も年々高まっておりますので、新規の栽培者向け講習会の開催など新たな桃の栽培への取り組みを引き続き支援し、関係団体と連携を図りながら生産拡大を図ってまいります。  畜産については、感染病を防ぐ予防接種や乳牛及び肉用牛の改良などへの支援を継続しながら増頭を推進してまいります。  県営ほ場整備事業については、平成32年度の完了に向け末広地区で区画整理工事が始まりますが、農地集積が円滑に行われるよう関係機関と連携して取り組んでまいります。  農地の保全については、引き続き、中山間地域等直接支払交付金や多面的機能支払交付金を活用するとともに、農業・農村の有する多面的機能の維持・発揮を図るため、農村集落活動の活性化や農村環境の保全と機能向上に対する取り組みを支援してまいります。  商店街の活性化については、商店街の枠を超え、地域一体となってまちづくりに取り組む連携組織を新たに立ち上げ、商店街のリノベーション支援空き店舗バンクを構築しながら情報発信の強化を図るなど、活気ある商店街づくりを進めてまいります。  また、起業・創業支援の拠点となる「まちなかオフィス」を整備し、新しい産業とあわせ、商店街のにぎわい創出を図ってまいります。  地域産業の活性化については、産業人材育成支援事業による競争力の強化や企業立地促進事業による積極的な設備投資と事業高度化の推進を図りながら、地元企業とのマッチングも視野に入れた企業誘致を引き続き進めてまいります。  雇用の安定については、これまで雇用の確保を最重要課題に掲げ、新規学卒者雇用奨励金制度の創設など地元企業の振興に取り組んだ結果、有効求人倍率は過去最高数値を維持しており、今後も関係機関と連携を図りながら、地元高校生はもとより大学生やAターン登録者に対し、起業情報やふるさとの魅力を積極的にPRし、地元就職の定着につなげてまいります。  鹿角ブランドアップ推進については、農商工観連携による新たな産業創出とふるさとの名産品や付加価値の高い商品の開発販売をきめ細かく支援し、ブランドの構築を図ってまいります。  観光の振興については、現在策定中の「鹿角市観光産業確立計画」において、「ここにしかない素材で、観光産業の確立を目指すまち・鹿角」を基本目標に掲げ、「稼げる観光」をキーワードに、本市観光の組織力と連携体制の強化を図ってまいります。  また、誘客拡大に向け、「鹿角観光ファン」に有料会員枠を新設し、鹿角ならではの特典を提供することで、新たなファンの獲得と本市の魅力情報の拡散を進めるほか、外国人観光客の誘客対策として、現地メディアを活用した新たなプロモーション活動の展開や、市内観光拠点施設への免税カウンター設置を支援し、受け入れ態勢を整備してまいります。  さらに、本市観光の柱である十和田八幡平国立公園は、十和田八甲田地域が80周年、八幡平地域が60周年の節目の年を迎えるため、十和田八幡平間の観光アクセスを確立しながら、自然の魅力を生かした体験メニューの磨き上げとPRを積極的に展開し、両地域の活性化と本市への誘客拡大を図ってまいります。  大湯温泉地区観光拠点整備事業については、基本設計及び実施設計を策定し、敷地の造成工事に着手いたしますが、温泉や食など大湯地域の自然豊かな特性を生かした管理運営体制が確立されるよう、地域住民と連携して取り組んでまいります。  地域間交流については、葛飾区との交流拡大やスポーツ合宿の誘致促進に取り組むほか、新たに大学ゼミなどの調査研究活動に対する助成を行い、交流人口の拡大を図ります。  また、都市ブランドの確立を進める組織を立ち上げ、PR効果の高いイベントを支援し、知名度のさらなる向上を図ってまいります。  ふるさと鹿角応援寄附については、新年度から寄附金使途の見直しや返礼品の拡充を図り、寄附者の満足度向上はもとより、特産品などを通した本市の効果的なPRと地域活性化につなげられるよう取り組みを進めてまいります。  次に、基本目標2の「誰もが生き生きと暮らせるまちづくり」についてでありますが、子育て支援については、これまでの第3子以降に対する保育料無償化に加え、新たに第1子の誕生祝い金、第2子の保育料無料化、さらには若者の結婚・子育てのための資金調達の支援制度をスタートさせ、第1子からの子育て支援を手厚く充実させてまいります。  また、中学生までを対象としていた医療費助成を、8月からは18歳までに拡充し、子育て世帯の経済的負担の緩和を図ることとしております。  放課後児童クラブについては、保護者の要望が多かったことから、終了時間を午後7時まで延長することとし、児童クラブを開設していない地域の児童が他地域の児童クラブを利用できるよう移動支援サービスを実施いたします。  高齢者福祉については、第6期介護保険事業計画に基づき、十和田地域と八幡平地域に地域包括支援センターを増設することにより、介護予防や認知症対策、医療・介護の連携などを推進させ、介護サービスの充実に係る各種事業を実施してまいります。  生活保護については、今年度から取り組んでいる「自立相談支援事業」における相談内容や実績を踏まえ、基本的な家計管理が困難な方に指導などを行う家計相談支援事業を新たに実施し、生活困窮者の自立の促進を図ってまいります。  健康づくりの推進については、本市最大の健康課題である脳血管疾患対策として、今年度実施した「減塩・健幸プロジェクト」の成果をもとに、健康教育や減塩レシピの普及啓発、栄養士による食事指導等を実施いたします。  また、50歳から59歳までの胃がん検診を無料とするなど、特定健診を初め、各種検診の受診率向上に努めてまいります。  地域医療体制の充実については、医師修学資金の貸与者を市民に限定して制度を継続することとし、将来、本市で医師として活躍する人材の確保に努めてまいります。  次に、基本目標3の「安心して住み続けられるまちづくり」についてでありますが、交通基盤の整備については、「道路橋長寿命化修繕計画」に基づき、平成29年度の完成に向けた中川原橋のかけかえ工事や、森合橋の修繕工事を実施いたします。  交通安全施設の整備については、平成28年度から2カ年にわたって、市内約4,200灯の街灯のLED化に取り組み、維持管理費の抑制と二酸化炭素排出量の削減を図ってまいります。  水道水の安定供給については、小豆沢地区で配水管拡張工事を行うほか、高屋地区では実施設計に着手するなど、上水道未普及地域の解消を図ってまいります。  市街地の整備については、現在、鹿角花輪駅前広場整備基本計画パブリックコメントを実施しておりますが、交通結節点としての利便性の向上と、隣接する文化の杜交流館コモッセや中心市街地の活性化につながるような駅前広場の整備を進めてまいります。  住環境の整備については、毛馬内住宅の建設予定地が確定し、用地取得と基本計画の策定を進めてまいります。  また、市民の居住環境の向上と市内経済の活性化を図るため、民間住宅のリフォーム支援事業や木造住宅の耐震化診断、耐震改修事業を継続して実施してまいります。  次に、基本目標4の「豊かな心と文化を育むまちづくり」についてでありますが、教育に関する部分は教育委員長から後ほど申し述べます。  次に、基本目標5の「参加と連携を促進するまちづくり」についてでありますが、地域コミュニティーに対する支援については、地域の課題解決に向け、自治会元気づくり応援補助金や、自治会コミュニティ再生応援事業を継続しながら、自治会の主体的な取り組みを支援してまいります。  国際交流については、平成28年度は、姉妹都市であるショプロン市との人的交流を行う年でありますが、今回は、ショプロンからの行政訪問団に音楽家も加わり、コモッセ開館1周年を記念したコンサートに参加いただきながら、ショプロン市との交流を多くの市民に感じてもらえるよう進めてまいります。  移住促進事業については、お試し移住ツアーや移住フェアを継続的に開催することとしており、移住情報を積極的に発信しながら、移住希望者に寄り添った相談対応を強化してまいります。  また、定住を後押しするため、引っ越しや住まいの整備に対する支援制度を拡充するほか、移住促進協議会等の関係組織と連携して、市民一体となった受け入れ環境を整備してまいります。  以上が、平成28年度に取り組もうとする主な施策であり、これらを着実に進めることで地域に笑顔があふれ、市民の皆様が「住んでよかった」、また市外の方々からも「訪れたい」「住んでみたい」と思ってもらえるようなまちづくりを進めてまいります。  次に、諸般の報告について申し上げます。  初めに、総務関係についてでありますが、行政改革につきましては、昭和61年に「鹿角市行政改革大綱」を策定して以降、8度にわたる行政改革に取り組み、財政運営の効率化のほか、行政サービスの質の向上に努めてまいりました。  今年度は、第8次大綱の最終年となり、現在、新たな計画を策定中でありますが、これまでの成果や社会環境の変化を踏まえて、新たな行政課題にも対応すべく、選択と集中による効果的な行政運営を行ってまいります。  防災関係では、各地区で組織する自主防災組織の活動支援策として、平成28年度から新たに自主防災組織連絡協議会を設置し、各地区の地域防災力の向上を推進してまいります。  また、火山関係では、さきの中央防災会議で秋田焼山と十和田に関し、本市が火山警戒地域に指定されることが決定いたしましたが、秋田焼山については、既に秋田焼山火山防災協議会が組織され、避難計画の策定に向けた協議が進められているほか、十和田についても、今年度中に法定協議会が設置される予定でありますので、今後も関係機関と連携を図りながら、万全を期してまいります。  次に、民生関係についてでありますが、障害者福祉につきましては、障害者のための施策や方向性などを定める「第5期障害者計画」を策定中でありますが、障害者の地域課題やライフステージに合わせた計画となるよう事業者との連携体制を強化してまいります。  あおぞらこども園につきましては、3月1日に竣工式と一般内覧会の開催を予定しており、4月1日の開園準備も順調に進んでおります。  次に、農業関係についてでありますが、TPP関連の対策につきましては、「TPPに関連する情報収集チーム」を庁内に立ち上げ、国の動向などの情報収集に努めてまいりましたが、国の27年度補正予算の成立を受け、「担い手確保・経営強化支援事業費」や「県営ほ場整備事業」等の土地改良事業に関する関連予算を今定例会に提案いたしております。  平成28年産米の生産数量目標につきましては、県から示された本市の生産数量は1万1,516トンで、2月中旬に農家の皆様に仮配分を行っておりますが、昨年に比べ約136トン、率にして1.2%の減となっております。  果樹や園芸作物につきましては、「北限の桃産地拡大推進事業」や「水田転換主力作物づくり強化事業」の実施により、北限の桃や花き、枝豆などで、それぞれ昨年度の販売額を上回る成果を上げており、今後も生産拡大や付加価値を高める取り組みなどを支援しながら、意欲ある農業者の育成と確保に努めてまいります。  畜産関係につきましては、かづの牛生産育成施設の外構工事と熊取平基幹牧野の草地更新事業が完了しており、畜産農協等との連携をさらに強化しながら、増頭に向けた取り組みを積極的に進めてまいります。  また、近年、赤身肉の需要が高まっており、私みずから首都圏でかづの牛のトップセールスを行い、大手卸売業者との定期的な取引や都内百貨店での取り扱いも開始されております。  次に、観光関係についてでありますが、平成27年の観光客数・宿泊客数につきましては、観光客数は約176万6,000人で前年比1.1%増、宿泊者数は約22万9,000人で前年比5.5%増となっており、全国規模のスキー大会や種苗交換会の開催に加え、プレミアム旅行券やコンベンション開催助成の拡充といった各種誘客事業の成果があらわれたものと捉えております。  また、旅行商品造成支援制度や東南アジアへのトップセールスなどが奏功し、外国人観光客数は約5,500人と前年比34.8%増となっており、今後も広域連携による誘客拡大を進めてまいります。  大湯温泉地区観光拠点施設整備事業につきましては、土地所有者との仮契約も整い、今定例会に土地取得に関する議案を提案いたしております。  地域間交流につきましては、去る1月9日に東京都葛飾区長を表敬訪問し、ゆかりのあるキャプテン翼や四ツ木地区と交流の歴史に触れながら、今後の交流や連携について積極的に協議を進めていくことを申し合わせしております。  次に、商工関係についてでありますが、鹿角ブランドアップ戦略につきましては、首都圏での販路拡大に向け、北限の桃や淡雪こまち、かづの牛の展示即売会を開催しておりますが、引き続き、試供品の提供やモニター調査などを実施しながら、ブランド力の強化と知名度の向上を図ってまいります。  新規学卒者の就職内定状況につきましては、ハローワーク鹿角管内の縁故、公務員を除いた就職希望者は県内59人、県外35人の合わせて94人で、このうち就職内定者は91人となっており、引き続き、ハローワーク鹿角などの雇用関係機関・団体等との連携を図りながら、内定率100%の早期達成を目指してまいります。  次に、教育関係についてでありますが、文化の杜交流館の利用者数につきましては、1月末現在のコモッセ全体の利用者数は28万4,500人で、当初目標を大きく上回る結果となっておりますが、最も利用者の多い花輪図書館では、閲覧室で月ごとのテーマに沿った企画展示やさまざまなイベントを開催しており、学生を中心に連日多くの方々にご利用いただいております。  また、イベント開催時には、こども未来センターで無料託児を実施するなど、複合施設の機能を生かした連携が図られており、今後も市民文化の向上に向け、積極的にコモッセを活用いただけるよう、さまざまな事業を展開してまいりたいと考えております。  大湯環状列石を含む「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」の世界文化遺産登録につきましては、「構成資産選択のあり方」が要因となって推薦が見送られており、専門家委員会や登録推進会議では、景観的に課題のある他の構成資産を除く16遺跡で登録を目指すこととしております。  また、慶應義塾大学から、昭和26年、27年の大湯環状列石発掘調査時の出土品を寄贈いただいておりますが、大湯環状列石総括報告書への収録が完了次第、一般公開を行う予定としております。  次に、本定例会に提案する補正予算の概要についてでありますが、一般会計では各種事業費の精算見込みに基づく調整のほか、国の補正予算に伴い当初予算より前倒しした事業費の追加を中心に編成いたしました。  その結果、補正額は3,283万1,000円の追加となりました。  特別会計及び上水道事業会計では、精算見込みに基づく歳入歳出予算の調整を中心にそれぞれ補正を行っております。  本定例会には、土地の取得案件1件、総合計画基本構想の変更案件1件、過疎地域自立促進計画の策定案件1件、財産の貸付案件1件、市道案件1件、特別会計の繰り入れ案件3件、条例案件9件、補正予算案件10件、当初予算案件9件、合わせて36件のご審議をお願いいたしております。  詳細につきましては、それぞれの担当部長からご説明申し上げますので、よろしくご審議の上、ご可決賜りますようお願いいたします。     (市長 児玉 一君降壇) ○議長(田村富男君) 市長の施政方針及び行政報告を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第4 教育委員長教育執行方針 ○議長(田村富男君) 次に、日程第4、教育委員長の教育執行方針を受けます。教育委員長。     (教育委員長 安倍良行君登壇) ○教育委員長(安倍良行君) おはようございます。  本日、平成28年第2回鹿角市議会の開催に当たり、これまでの教育行政に対する皆様の温かいご指導、ご支援に深く感謝申し上げます。  今日、社会が急速に変化する中で、情報化、国際化や人口減少・少子高齢化の進展に的確に対応し、活力ある地域社会を維持していくことが課題となっております。  こうした状況の中、地域の発展を支えるための基盤となる教育の重要性を再認識しているところであり、市民一人一人がそれぞれの力を発揮し、自立性の高い地域づくりを担う人材を育成することが本市の教育行政の果たす役割であると考えております。  また、昨年4月から施行された「地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律」により、新たに「総合教育会議」が設置されました。市長と教育委員とが教育政策について協議・調整を行う場である本会議を生かしつつ、市長との一層の連携を図りながら教育行政を推進してまいります。  さきに開催された総合教育会議を経て、平成28年度から5カ年における「教育大綱」を市長が策定し、基本理念が「笑顔がつながり活力を生むまち~鹿角の未来を拓く教育の推進~」と定められました。  これを受け、教育委員会として「心豊かで たくましく 郷土を愛し その発展に尽くす市民を育む教育を進める」という教育目標のもと、未来を担う子供たちの健やかな成長と市民の豊かな自己実現のために、家庭、学校、地域、行政が連携・協力しながら、社会の変化や時代の要請に柔軟に対応できる「人づくり」を念頭に置き教育行政を推進してまいります。
     ここに、以上のことを踏まえた平成28年度の教育執行方針と主要施策をご説明申し上げます。  教育委員会では、教育目標の実現のため、平成28年度においても、「学校教育の充実」「生涯学習の推進」「スポーツの推進」「芸術・文化の振興」の観点から施策や取り組みを進めてまいります。  初めに、学校教育の充実についてでありますが、「豊かな心と自立する力を身につけた幼児・児童・生徒を育み、一人一人の個性や能力を伸ばすことのできる学校教育の充実を図る」ことを基本方針に掲げ、次の重点目標を定め、施策を展開してまいります。  「確かな学力を身につけ、豊かな人間性と社会の中でたくましく生き抜く力の育成」についてでありますが、各種学力調査結果の活用による課題を見据えた授業の改善や工夫に取り組むことにより、児童・生徒一人一人の学習意欲を高めるとともに、教職員の指導力の向上や児童・生徒が興味関心を抱く魅力ある授業方法の確立などを目指し、中学校に対して、大型モニター・タブレット端末を活用した簡易型電子黒板とデジタル教科書の導入を進めてまいります。  国際社会に生きる子供たちの異文化理解を促進し、コミュニケーション能力を養うため、引き続き、各校にALTを派遣し、外国語授業における実践力の向上を図るとともに、外国の多様な文化や習慣を学校以外の場でも学ぶことのできる小・中学生を対象とした体験型の講座を開設し、異文化理解に対する柔軟な姿勢や広い視野で物事を考える国際感覚の育成に取り組んでまいります。また、職業人、社会人としての自立を促し、ふるさとを支えていこうという強い気概を持った児童・生徒を育成するため、地元企業と連携を深めながら、発達段階に応じたふるさと・キャリア教育を一層推進してまいります。  さらに、いじめ等の根絶に向けた取り組みを強化し、一人一人の居場所がある学校づくりを進めるため、いじめ防止にかかわる児童・生徒の自主的な取り組みを支援するとともに、新たに臨床心理士によるカウンセリングを実施し、教育相談事業の強化を図ります。  次に、「児童・生徒、保護者及び家庭から信頼され、地域の元気の源となる学校の創造」についてでありますが、児童・生徒、保護者の期待に応える教育活動を進め、信頼される学校となるため、引き続き各学校の特色ある教育が推進されるよう、学校ごとの課題解決にかかわる研修や先進的な研究など、教職員の自主的な取り組みを支援してまいります。  また、学校評価制度を効果的に活用しながら、創意工夫に満ちた特色ある学校づくりを推進してまいります。  次に、「学校・家庭・地域の連携協力による学校教育の向上」についてでありますが、引き続き学校支援地域本部を核とした地域の教育力を教科指導やふるさと・キャリア教育に活用することにより、学校教育の幅を広げるとともに地域全体の教育力の向上を目指します。  また、地域の特色を生かした幼保・小中連携による活動を促進し、校種間における連続性のある教育体制の整備を図るとともに、進学に伴う児童・生徒の不安や悩みをなくし、快適な学校生活を送ることができる環境づくりを継続実施してまいります。  最後に、「学校教育環境の整備・充実による安全性の向上と質の高い教育の実現」についてでありますが、このたび策定した今後5年間を計画期間とした「鹿角市立学校等再編計画」に基づき、学校の適正配置、適正規模化を進めてまいります。計画の推進に当たっては、円滑な再編が図られるよう、対象学区の保護者、地域住民等の関係者と十分な協議を行い、合意形成に努めてまいります。  計画の初年度である平成28年度は、児童・生徒の健全な発育と安全・安心な給食の提供のため、学校給食施設の整備に着手いたします。  また、一人一人を生かす教育を充実させるため、新たに学習障害を持つ生徒への支援を行う学習支援サポーターを中学校に配置するとともに、近年、ますます複雑多様化する要因を背景とした不登校児童・生徒の学校復帰の手助けを行う適応指導教室を開設し、支援体制の強化を図ります。  続いて、生涯学習の推進についてでありますが、「市民一人一人が、自己の人格を磨き、心豊かで充実した生活を送ることができるよう、生涯にわたって、いつでも、どこでも学習できる機会を充実し、その成果を活かした、人づくり、地域づくりを目指す」ことを基本方針に掲げ、次の重点目標を定め、施策を展開してまいります。  「生涯学習体制の充実と地域づくり活動の推進」についてでありますが、社会的課題に対応した学習機会の提供を行うとともに、地域全体の教育力の向上を目指し、学習成果を社会へ還元することを推進し、地域づくり協議会や関係団体等との連携強化に努めてまいります。  また、地域づくりにおいては、活動主体となる人材の育成が重要であることから、新規事業である「みらい輝く人材育成事業」の推進により、地域で活躍できる人材育成に努めてまいります。  次に、「子どもたちの育ちと学びを支援する体制の充実」についてでありますが、子供たちの成長を地域で支援するという今の時代の要請に応えるため、地域のさまざまな世代の人がかかわりながら、異世代交流活動を通し、コミュニケーション能力の向上を図ることができるよう学校支援地域本部事業による学習支援体制づくりを継続してまいります。  また、家庭教育が子どもたちの基本的な倫理観や社会的マナー、自制心と自立心の形成など、全ての教育を行う上での出発点として重要な役割を持っていることから、保護者に対して家庭教育の重要性を伝え、これにかかわる情報と学習の機会を提供してまいります。  最後に、「地域特性や各世代に対応した学習と活動の支援」についてでありますが、少年期においては地域の教育力を生かした学習機会の提供、青年期では地域への関心とボランティア意識を高め、進んで地域活動に参加できるよう支援してまいります。  成人期では地域づくりの主体となる成人の社会参加を促進するため、みずからが行う地域活性化に向けた事業実施を支援してまいります。  また、高齢者世帯では生きがいと健康維持につながる学習を支援し、知識や経験を社会に還元できる機会を充実してまいります。  なお、成人式につきましては、他市町村の開催状況等を踏まえ、開催時期について検討した結果、対象者の方々全員が二十歳を迎えてから行うこととしております。  続いて、スポーツの推進についてでありますが、「市民一人一人が、自らスポーツに親しみ、スポーツを通じて心身ともに幸福で豊かな生活を営むことができる社会の実現と恵まれたスポーツ環境を生かした活力に満ちた地域社会を目指す」ことを基本方針に掲げ、次の重点目標を定め、施策を展開してまいります。  「生涯スポーツの普及推進」についてでありますが、市民の誰もが体力や年齢に応じたスポーツに親しむことができるよう、チャレンジデーやタートルマラソン、スノーフェスティバルを開催しながら、気軽に親しめる生涯スポーツを推進してまいります。また、引き続き広報などを活用した定期的な啓蒙活動により健康づくりの意識を醸成してまいります。  次に、「スポーツによるまちづくりの推進」についてでありますが、「スキーのまち鹿角」の推進のため、各種スキー大会の開催などにより、競技力の向上を目指すとともに、小・中学校への各種支援事業を継続しながら、スキー人口の底辺拡大を図ってまいります。  「駅伝のまち鹿角」の推進につきましては、十和田八幡平駅伝競争全国大会や浅利純子杯争奪鹿角駅伝の開催など、地域の特性を生かした事業をより一層推進してまいります。  また、新たにハーフマラソンコースの公認を取得するとともに、公認コースを活用した大会の開催についても検討しながら、さらなる交流人口の拡大による「スポーツによるまちづくり」を進めてまいります。  次に、「指導体制の確立と指導者の育成」についてでありますが、市民のスポーツニーズに対応するため、体育協会の組織強化と加盟団体の活動の充実を図るとともに、スポーツ推進委員の研修会等への参加を促進し、活動の活性化に努めてまいります。  また、スポーツ少年団の社会体育化については、平成29年度完全実施を目指して進めており、活動に支障のないよう小学校2校の施設改修を行うとともに、地域指導者の育成と保護者を初めとした関係者に対する内容の浸透を図ってまいります。  最後に、「スポーツ施設の利用促進と整備」についてでありますが、本市のスポーツ拠点である東山スポーツレクリエーションエリアを中心とした施設の活用を促進し、市民のスポーツ活動、健康づくりの推進に取り組んでまいります。また、施設の整備につきましては、花輪スキー場リフト整備、花輪市民プールのトイレ改修などを進めながら、利用者に安全・快適な施設を提供してまいります。  続いて、芸術・文化の振興についてでありますが、「市民一人一人が、ふるさと鹿角の優れた文化に親しむ機会を充実するとともに、郷土の貴重な文化遺産の保護・保存と有効活用を図る」ことを基本方針に掲げ、次の重点目標を定め、施策を展開してまいります。  「芸術文化活動の推進」についてでありますが、文化の杜交流館コモッセを拠点としたすぐれた芸術文化を鑑賞する機会を提供し、市民サポーター組織への支援を行うとともに、市民の芸術文化団体等の多彩な活動発表や将来に向けた後継者育成等を支援してまいります。  また、複合施設としての各施設の連携による事業の実施のほか、商店街との連携による中心市街地の活性化に努めてまいります。  次に、「文化財の保存・伝承」についてでありますが、地域の貴重な文化財である歴史資料や民俗資料の保存と伝承を図り、資料の公開を初め、文化財の保存修理を支援しながら、文化財の保護意識の啓発に努めてまいります。  また、民俗芸能は、地域の宝であるとともに観光資源であることから、活動を周知する機会を充実し、後継者育成や活動を支援してまいります。  最後に、「世界遺産登録推進と国内外への情報発信」についてでありますが、特別史跡大湯環状列石の世界文化遺産登録に向け、関連道・県・市・町と連携し、登録に向けた問題解決に努め、早期の登録を目指すとともに、大湯環状列石の価値と魅力を広く市内外に発信してまいります。  また、花輪祭の屋台行事のユネスコ無形文化遺産登録に向け支援していくとともに、これからも後世に正しく伝承されるよう、保存団体の支援を行うとともに、情報発信に努めてまいります。  以上、平成28年度の教育執行方針と主要施策について申し述べましたが、これらの施策を進めるに当たりましては、市民と行政が一体となって推進してこそ、その成果が期待できるものであります。  議員の皆様並びに市民の皆様の深いご理解と一層のご支援・ご協力を心からお願い申し上げ、私からの説明とさせていただきます。     (教育委員長 安倍良行君降壇) ○議長(田村富男君) 教育委員長の教育執行方針を終わります。 ──────────────────────〇 ─────────────────────     日程第5 議案の上程 ○議長(田村富男君) 次に、日程第5、議案を上程いたします。  ここでお諮りいたします。  本日上程されます議案第3号及び議案第4号の2件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、本会議において決したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、そのように決定いたします。  議案第3号土地の取得についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。産業部長。 ○産業部長(工藤裕悦君) 議案第3号土地の取得について。  地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、下記のとおり土地を取得することについて議会の議決を求める。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  土地の取得でございますが、議案資料の1ページに位置図を掲載しておりますのであわせてごらんください。  土地の所在地は、鹿角市十和田大湯字中谷地17番1ほか5筆、同じく字大橋向1番1ほか5筆、同じく字権現堂32番1ほか3筆、合わせまして16筆でございます。  登記地目は全て田んぼ、地積の合計は2万3,450平米でございます。  取得価格は1億572万1,000円、契約の相手方は平塚幸男氏、ほか13名でございます。  提案理由ですが、大湯温泉地区観光拠点施設整備事業用地として取得するものでございます。  なお、事業予定地にはこのほかに国有地、水路敷でございますが、約36平米がありますが、国との手続上、この隣接地の取得後からでないと譲渡申請ができないことから、今議案からはこの国有地の部分は除いた土地の契約としております。  以上で、説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。田口 裕君。 ○4番(田口 裕君) 前回の臨時議会でも土地の金額の修正、増額がありましたけれども、あとちょっと教えてください。今回、16筆、2万3,450平米、1億500万何がしですが、私たち農業の関係をやっていると1反歩当たりということが1つのめやすになっているんですが、1反歩当たり、どのぐらいになっているのか。そして、前回、増額になった内容については、どういう経緯であったのか、まず1点。  それから、湯の駅のこれについては、これまでにもいろいろな議論を重ねて、地区の皆さんの意向を聞きながらきているわけですが、非常に、やはりまだ地区の中でも冬季間の通行量の少なさ、ないしは立地の場所が少し通りよりも離れている点、ないしは地元の人が農産物の直売所について直接行くのかという、いろいろな、まだまだ地域の人たちの声が聞かれます。その辺も含めて、どういう対応をこれからもしていくのか、その辺の市民の地区の人方は特に市民の不安をどういう形で払拭していくのかというのは、1つ大事かなと思っています。その辺はどう考えているのか、2つ目です。  あと、3つ目ですが、この事業はいろいろな経緯が当初から説明されてきていますが、総事業費は現在でどのぐらい見られているのか。特に、先般、市長からも報告がありましたが、設計に当たっている方が非常に、今回、新国立競技場の設計も受けたということで著名な方ですので、その辺の設計費なんかはどのようにやっているのかという問い合わせも数々来ています。  その辺のところを3点について説明をお願いします。 ○議長(田村富男君) 産業部長。 ○産業部長(工藤裕悦君) 取得単価という部分でありますが、田んぼについては平米当たり4,500円で、1反歩当たり450万円という計算になろうかと思います。  増額補正経緯でございますが、数年前にこの付近に大湯川という河川がございますが、県が取得された際に、平米当たり5,000円を越える金額で取得されたという経緯がございました。そういう流れの中で、我々としては、当初、平米当たり4,300円という形で用地交渉に入ったわけですけれども、その辺、地域の方々からすれば、近い過去にそういう売買があったという思いがございました。また、契約についても年度を越して、ことし1年間の固定資産税を支払っていたということにもなりましたので、その辺も加味した形で平米当たり200を追加させてこの間の議会で提案させていただいたということであります。  施設についてでございますが、先般、地元では、この施設の運営組織として手を挙げようとする団体が法人格を取得して、それに向けましていろいろ着々と準備を進めているようでございます。  我々もそれに関与しながら、この施設をいかにして効率かつ安定的に経営していただけるかということで、今年度から団体と逐一協議を進めながら安定的な経営に向けた体制を構築していきたいと考えており、ぜひとも現在の場所での建築で施設運営が成り立つよう、今、お話を進めているところでございます。  あと、総事業費の関係ですが、当初、この管理運営計画の際には、総額で8億2,000万円ほどの事業費ということで試算しておりました。基本設計を終えまして、ただいま実施設計に取りかかっているところでございますが、ほぼ同様の金額でおさまる見込みで今設計を進めているところでございます。以上でございます。(「設計費」の声あり)  ちょっと一旦調べて、ご報告させていただきます。 ○議長(田村富男君) 田口 裕君。 ○4番(田口 裕君) いずれ、今、実施設計まで、これまでいろいろな議論を重ねながら来ているわけです。先ほども話しましたように、地区の人たちがやはり喜ぶ施設ないしは投資をした効果があるような形にぜひしていかなきゃならない施設かなと思っています。ある意味では、大湯地区の今後のまちの状況をつくる非常に重要な位置づけになっていくのかという感じがします。そこのあり方が、そういう意味で、今回も多額の投資になる予定ですので、ぜひ、これについてはいろいろな、今後も地区の皆さんが率先して利用できるように市民の意見の醸成をしながら取り組んでいってほしいと思います。  以上で終わります。 ○議長(田村富男君) ほかにございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本案について討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第3号について、原案のとおり決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第3号土地の取得については原案のとおり可決されました。  次に、議案第4号平成27年度一般会計補正予算(第8号)についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。財政課長。 ○財政課長(大里 豊君) 一般会計補正予算書をごらんいただきたいと思います。  議案第4号平成27年度鹿角市一般会計補正予算(第8号)です。  1ページをお開き願います。  第1条、歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ8,000万円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ184億5,991万9,000円といたします。補正の款項の区分は第1表歳入歳出予算補正になります。  第2条は、債務負担行為の補正を定めております。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  補正予算第8号は、断続的な降雪に伴う除雪出動により除雪関連経費の不足が見込まれるため、本日の議会をいただきたく、ほかの補正予算の内容とは別に提案させていただきました。  また、平成28年度当初から業務を円滑に行うため3月中に契約する必要がある業務のうち、定例会最終日に議決をいただいてからでは入札等に要する日数に不足を来すものについて、本補正予算で債務負担行為を計上させていただいております。  4ページをお開き願います。  第2表債務負担行為の補正では、文化の杜交流館の舞台機構等操作業務委託料を追加いたします。  8ページをお開き願います。  歳入。  17款2項1目1節財政調整基金繰入金8,000万円を補正財源として繰り入れます。
     次のページをお願いいたします。  歳出です。  市道の除雪委託料を8,000万円追加いたします。  以上で説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。  これより質疑を受けます。質疑ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  本案について、討論ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ないものと認め、これより採決いたします。  議案第4号について、原案のとおりに決するにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(田村富男君) ご異議ないものと認めます。よって、議案第4号平成27年度一般会計補正予算(第8号)については、原案のとおり可決されました。  ここで、午前11時15分まで休憩いたします。     午前11時06分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午前11時15分 再開 ○議長(田村富男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  産業部長。 ○産業部長(工藤裕悦君) 先ほど、お答えできませんでした設計関係の委託料の額でございますが、基本設計、実施設計一緒にしまして3,790万8,000円でございます。 ○議長(田村富男君) 次に、議案第5号第6次鹿角市総合計画基本構想の変更についてから、議案第38号平成28年度鹿角市上水道事業会計予算までの34議案について、一括して議題といたします。  順次提案理由の説明を求めます。総務部次長。 ○総務部次長(田口善浩君) 議案第5号をごらんいただきたいと思います。  第6次鹿角市総合計画基本構想の変更について。  第6次鹿角市総合計画基本構想を別紙のとおり変更することについて、議会の議決すべき事件を定める条例第1号の規定に基づき、議会の議決を求めます。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  提案理由でございますが、近年の社会経済情勢等の変化に対応していくため、平成22年12月に策定しました本構想を変更するものであります。  変更後の基本構想を別紙議案としてお配りしておりますので、ごらんいただきたいと思います。表紙をめくっていただきましたところの目次にありますとおり、8章で構成しています。本構想につきましては、平成28年度から5カ年の後期基本計画の策定作業の中で検証を行ってまいりました。  第5章で地域力や産業力の向上によって、いつまでも住み続けたくなるようなまちとして「笑顔がつながり活力を生むまち・鹿角」を将来都市像に掲げ、これを実現するために就業機会の確保や子育て支援のほか、新たな人口の流入を進め、平成32年において人口3万人台を確保するとしておりますのが、現在の基本構想の大きな柱であります。今回、この方向性は堅持しつつ、人口ビジョンでの分析や空き家問題など、基本構想策定後に顕在化してきた課題を加えるなどの変更を行うものです。  個別の変更内容については、変更箇所を示しました新旧対照表でご説明いたしますので、議案資料の2ページをお願いいたします。  左側が変更後になります。第1章、第2章については変更ありません。その下、第3章の鹿角市の現状と課題の1つ目、人口についてですが、副題の定住人口の維持・拡大を維持とし、人口ビジョンでの将来人口のシミュレーションを踏まえ、人口減少の行く末には社会減の解消が効果的であると考えられることから人口の減少をできるだけ緩やかにするための記述を、若年者を中心とした移住を促進し、人口構造の若返りを図るとする変更を行います。  (2)産業振興のうち、農林業に関する部分では林業についての記述がなかったことから、林業の課題を追加いたします。  次のページをお願いいたします。  (3)福祉医療の福祉介護のところでは、障害の「害」の字を原則的にひらがなで表記する取り扱いにより、ひらがなに改めます。  (4)生活環境の都市基盤では、中心市街地活性化に関する課題に「コンパクトなまちづくり」を追加いたします。  生活交通では、公共交通に関する課題について、地域公共交通活性化再生法の改正などを受けて、まちづくりと連動したものとする必要性を記述しています。  4ページをお願いいたします。  防災については、空き家問題への対処や消費者保護を課題として加え、見出しを「防災等」としております。  (5)教育・文化については、芸術・文化の見出しのところに文化財についてのみ記述していましたので、芸術・文化活動に関する記述を加えるとともに、5ページにまたがりますが、文言の整理をしています。  第4章基本理念については変更ございません。  第5章では、人口3万人台の確保に当たり、定住と並んで移住を積極的に進めることを書き加えるとともに、人づくりと移住・交流によって少子高齢化が進む中にあっても地域社会や産業の担い手が活躍する持続的な地方都市を目指すとした目標も加えております。  第6章では、6ページになりますが、第7章を含め、障害の「害」の字の修正のほか、文言の整理を行っています。  6ページの下の部分、基本目標3の2、快適に暮らせる住環境の整備では、7ページになりますが、「空き家の活用」を加えるとともに、日本の安全に暮らせる市民生活の確保では、危険な空き家の除却や発生抑制を進めるとしております。  基本目標5では、施策の1つに「移住」を加えることから、移住の促進に関する記述を追加しています。  最後に、第8章では、行政経営方針に関する文言の整理をしております。  以上で、議案第5号についての説明を終わります。  続きまして、議案第6号をごらんいただきたいと思います。  鹿角市過疎地域自立促進計画の策定について。  鹿角市過疎地域自立促進計画を別紙のとおり策定するため、過疎地域自立促進特別措置法第6条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めます。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  提案理由でございますが、地域の自立促進を図るための対策を総合的かつ計画的に実施するため、本計画を策定するものであります。  過疎対策につきましては、これまで4回にわたり特別措置法が制定され、現行の過疎地域自立促進特別措置法のもとで、3度の計画を推進してまいりましたが、平成24年の法改正により、期限が平成33年3月まで5年間延長されたことを受け、今回、平成28年度から32年度までの4回目となる計画を策定し、過疎対策を進めようとするものであります。  計画の策定に当たりましては、第6次総合計画後期基本計画の策定と並行して進めてまいりました。計画の構成は、国から示されました作成例によりますが、全国的にインフラの大量更新時期を迎え、公共施設等の管理のあり方が大きな課題となっていることから、公共施設等総合管理計画を過疎計画の中に位置づけることとされましたので、市では、今年度末までに策定する予定の内容を今回の計画に盛り込んでおります。  それでは、計画の概要についてご説明いたします。  お手元に配付しております計画書の1ページをお開き願います。  初めに、基本的な字句を記載しておりますが、13ページまでは鹿角市の概況、人口及び産業の推移と動向、行財政の状況について、データ等掲載して記述しております。8ページの表は、先ほど申し上げました公共施設等総合管理計画との整合を図る部分で、当該計画に記載しました人口見通しに関する表を転記しているものであります。公共施設等総合管理計画では、人口ビジョンに基づく人口見通しとしております。  13ページから15ページまでは、地域の自立促進の基本方針を掲載しております。  過疎地域である本市にとっては、東京圏への人口の一極集中の是正を図り、地方で仕事と人の好循環を図るという地方創生は過疎対策と同一でございますので、10月に策定しました鹿角市まち・ひと・しごと創生総合戦略と同様の4つの基本目標を定めました。仕事づくりの「笑顔あふれる雇用をつくる」、移住など「笑顔あふれる人の流れをつくる」、結婚から子育てまでの切れ目のない支援によって「笑顔あふれる若い世代の希望をかなえる」、町なかのにぎわい創出コミュニティー活動活性化、健康長寿によって「笑顔あふれる地域をつくる」の4つであります。  15ページの過疎地域自立促進特別事業といいますのは、過疎対策事業債、過疎債の活用を予定するソフト事業のことであります。これを基本方針に記載することとされております。農産物のブランド推進や空き家の適正管理など、予定している10の事業の記載をしております。  16ページをお願いいたします。  計画の期間は、平成28年4月1日から33年3月31日までの5年間であります。  次の公共施設等総合管理計画との整合では、現在、取りまとめている同計画の3つの基本方針を転記しています。1つには、保有施設総量の縮減で、10年間で5%の縮減を目指すものであります。2つ目は、長寿命化の推進。3つ目は、民間委託や民間への施設の貸し付け、売却などによる民間ノウハウの活用であります。  17ページからは、各施策区分ごとの具体的な計画になります。それぞれ初めに方針を記述し、それから分野別に現況と問題点、その対策を掲げ、所定の様式による事業計画の表を記載し、末尾には公共施設等総合管理計画の関係する部分を転記しています。  以下、分野別の方針については、それぞれの事業計画の主な部分についてご説明いたします。  初めに、産業の振興についてでございますが、28ページをお開きください。  この後の議会全員協議会でご説明いたします第6次総合計画後期基本計画の産業力強化プロジェクトと同じ内容を盛り込んでおります。産業基盤の整備として、農林業では圃場、ため池、かんがい排水施設等の整備、林業では林内路網の整備を進めます。  地場産業の振興に位置づけておりますアグリビジネス支援事業では、6次産業化を進めるための機械設備の導入を支援するものであります。農業経営サポート体制の充実とあわせ、販売重視型農業への転換を図ります。  かづの牛生産振興対策事業は、秋田県畜産農業共同組合が行う学校販売施設の整備を支援するものであります。  企業誘致については、地域の特性を考慮しながら、積極的な情報収集と誘致活動により、本社機能の移転を含め、企業の進出を促進します。  企業の促進のまちなかオフィス整備事業は、旧マックスバリューの建物を取得しまして、貸し事務所として誘致企業等へ貸し付けるほか、小規模の貸しスペースを設け、インキュベーションを促進する施設を平成28年度中にオープンさせ、新産業の創出を図るものであります。  ウーマンネットワークビジネス支援事業は、インターネットを活用して女性の感性を生かした作品などのビジネスチャンスを探る事業を立ち上げたいと考えております。  商業では、がんばる商店街応援事業により、にぎわい創出のための商店街の取り組みを応援するとともに、商店街リノベーション支援事業により、商店街で出店する方や店舗のリニューアルを行う方を支援してまいります。  29ページの観光またはレクリエーションでは、施設整備として大湯温泉地区において湯の駅の整備や農家のこだわり野菜の直売等を行う(仮称)鹿角マルシェ構想を踏まえた「あんとらあ」の改修、この欄の一番下に記載していますが、鹿角花輪駅前広場整備事業の中での観光案内所の改築を予定しています。  ソフトでは、中ほどに鹿角観光産業確立事業とありますが、「稼ぐ観光」を実現するためには、鹿角観光のプラットフォームを確立する必要があるとの考えから、「あんとらあ」がその機能を発揮するよう体制整備やプログラムの策定、実施を支援するものであります。  このほか、観光宣伝推進事業において、観光ファンに有料会員制度を設けて結びつきを強化するとともに、ふれあいの森八幡平誘客促進事業では、紅葉のトップシーズンに大沼で物産展の開催を予定しています。  次の過疎地域自立促進事業については、産業振興の分野ではブランド作物や市場性、採算性の高い作物の生産拡大を図る4つの事業を位置づけております。  30ページをお願いいたします。  そのほかには、(1)から(9)までの項目以外のソフト事業を掲載しています。  農業構造改革推進事業は、経営サポートチームの運営や青年農業者の育成を行うための農業農村支援機構に対する負担金であります。  1つ飛びまして、(仮称)鹿角マルシェ推進事業は、地元産のこだわり野菜や農産加工品等の販売に取り組む農業者による組織、(仮称)鹿角マルシェの設立を推進するものであります。  1つ飛びまして、企業農業参入支援事業は、企業の農業参入に対し支援基準を定め、要件を満たすものについては、協定を締結した上で初期費用を支援していこうとするものであります。  4つ飛びまして、新規ブランド産品育成支援事業は、新たなブランド農産物の構築を目指し、初期の設備投資や販売実証の取り組みを支援するものであります。  31ページをお願いいたします。  中ほどからは雇用等に関する事業ですが、Aターン就職促進事業では、移住の促進と労働力の確保の両面から人材不足の業種を中心にAターン就職を促進する制度を構築したいと考えております。  1つ飛びまして、がんばる小規模事業者応援事業は、事業承継を含め、事業を継続させる取り組みを支援していこうとするものでございます。  雇用環境改善事業は、Aターンを促進する上で雇用の待遇改善が必要と考えており、正規雇用への転換や賃金テーブルの改善等に取り組む事業所への支援を検討してまいります。  一番下に再生可能エネルギー分野の2事業を盛り込んでおりますが、(仮称)かづのパワー体制構築事業は、地域電源を確保した上で地域電力会社を立ち上げようとするものでありますが、エネルギー関係の産業創出という視点で計画に盛り込んでおります。  続きまして、交通通信体系の整備、情報化及び地域間交流の促進についてでございますが、36ページをお願いいたします。  道路につきましては、八正寺久保田線のほか、市単の道路整備事業、長寿命化計画に基づく舗装補修事業、街路事業で予定している路線を記載しております。  37ページになりますが、防災行政用無線施設の防災情報受発信システムのシステム事業は、防災ラジオからの電波を受信し、登山者等へ伝達する装置を焼山に設置するとともに、Jアラートと防災ラジオを連動させるための機器整備を行うものであります。  (9)道路整備機械等については、凍結防止剤散布車2台の購入を予定しています。  次の地域間交流は、後期基本計画における地域間交流の推進の施策に対応した対応をいたします。訪れたい、住んでみたいと思う地域の実現を目指すため、鹿角ブランド推進事業としてブランド推進協議会を設置し、ブランド確立に資する市内の取り組みの調整を行うとともに、対外的なPRに資するイベント等を認定支援するシティプロモーション認定事業を進めます。  共同研究等推進事業は、大学等と連携した共同研究の仕組みづくりを来年度検討するほか、県外大学等調査研究活動支援事業は、大学生のゼミ合宿等に対する助成でありまして、いずれも交流を拡大する枠組みとして新たに行うものでございます。  次のページをお願いいたします。  ここでの自立促進特別事業としては、5年に1回の近接目視が義務づけられている橋梁点検事業を盛り込んでおります。その他には、鹿角花輪駅前整備事業などを掲載しています。  続いて、生活環境の整備でありますが、44ページをお願いいたします。  上水道では、花輪浄水場の耐震補強や浄水設備の整備を行うとともに、杉沢地区と高屋地区で給水区域の拡張を予定しています。  下水処理施設については、生活排水処理整備構想に基づき、公共下水道の計画的な整備を行うとともに、下水道認可区域外での合併処理浄化槽の設置支援枠を拡大いたします。  廃棄物処理施設では、今年度まで適地調査を進めてきた最終処分場の建設事業を進めるとともに、し尿処理場を流域下水道に接続するための改修を予定しています。
     消防施設については、常備消防分として救急車2台、ポンプ自動車1台、広報車3台を予定しているほか、消防団については年次計画に基づき車両と拠点施設の更新を予定しています。  公営住宅については、毛馬内地区での市営住宅の建てかえを進めるとともに、高井田住宅の外壁改修など既存住宅の長寿命化を進めます。  自立促進特別事業は、危険老朽空き家の除却支援と旧消防庁舎の解体の2つの事業を盛り込んでおります。  続いて、高齢者等の保健及び福祉の向上及び増進につきましては、52ページをお開き願います。  高齢者福祉施設については、第6期介護保険事業計画で予定している地域密着型特別養護老人ホームなどに施設を記載しています。  過疎地域自立促進特別事業として除雪等支援事業を予定しております。  その他については、子育て支援、高齢者福祉に関するソフト事業を中心に掲載しています。  上から3つ目、すこやか子育て支援事業では、秋田県が平成28年度から第3子以降の子供が産まれた場合、第2子以降の保育料を無料化しますが、本市では、第3子の有無に関係なく第2子から一定の所得制限のもと保育料を無料化する措置を独自に講じます。  5つ飛びまして、子ども・若者未来応援事業は、経済的な理由で結婚をためらっている若者を応援するため、子ども・若者未来応援事業の1つとして、結婚予定の若者が結婚・子育て資金を借りた場合に市が利子補給するとともに、子供が産まれた場合に返済原資として一定額を補助する取り組みを始めます。また、同じ事業の枠内で結婚・子育て資金制度の対象とならない家庭については、第1子の誕生に対し、10万円のファーストベビー祝い金を支給します。  2つ飛びまして、放課後児童健全育成事業から2つ下の放課後児童クラブ移動支援事業までは、開所時間の19時までの延長、障害児の受け入れ対応、クラブのない草木、末広小の児童を学校統合までの間、それぞれ大湯、十和田の児童クラブまで送る事業を行うものであります。  その下からは高齢者福祉のソフトでありますが、高齢者日常生活支援事業では、ひとり暮らし高齢者や高齢者のみの世帯に福祉タクシー券を支給する事業を開始します。  生活支援体制整備事業では、必要とする生活支援サービスのマッチングやボランティアの育成を進め、一般介護予防事業では、地域生き活き元気塾、地域生き活きサロン、介護予防サポーター等の拡大を図ります。  54ページをお願いいたします。  7行目の福祉医療給付事業については、平成28年8月から助成の対象を15歳から18歳まで拡大いたします。  次に、医療の確保については、57ページに掲げるとおり、3つの事業を掲載しており、うち自立促進特別事業としましては地域中核病院が行う医師確保対策への補助金、寄附講座開設のための寄附金を予定しています。  次に、教育の振興につきましては、58ページからとなります。64ページをお開き願います。  学校教育関連施設では、学校等再編計画に基づき小・中学校の統合を進めるため、統合後に使用する2つの学校の校舎、屋内運動場、屋外運動場、水泳プールをそれぞれ掲載しております。また、スクールバス・ボートには今後の学校統合に伴い生じる遠距離通学対策として、スクールバス4台の購入を予定しています。  給食施設については、南北にある給食センターの将来的な一本化を視野に、学校給食施設整備事業を位置づけております。  65ページですが、この施設区分で予定する自立促進事業はございません。  その他については、中ほどのみらい輝く人材育成事業では、志の高い社会人の育成として、県の機関とも連携をしながら、市民が多様な学びができる講座や人材育成塾を立ち上げ、地域の活力を上げていきたいと考えております。  次に、地域文化の振興等ですが、68ページの事業計画では、地域文化振興施設として旧鹿角郡公会堂の整備と大日堂舞楽保存伝承に向けた検討を予定しております。その他では、文化財活用伝承事業において、花輪ばやしの屋台の修理への支援を予定しています。  次に、集落の整備ですが、71ページをお願いいたします。  自立促進特別事業として自治会館の建設、改修等に対する支援を予定しています。その他には、自治会活動に対する助成の継続のほか、集落支援員の配置や自治会と地域づくり協議会の連携強化を新たに位置づけるとともに、人材育成に資する事業を再掲としています。  72ページをお願いいたします。  その他地域の自立促進に関し必要な事項でありますが、移住の促進について記述しており、73ページの事業計画には移住コンシェルジュの配置にかかわる移住促進体制充実事業、メディアの活用もしながらの移住情報の発信、お試し移住などの移住体験の提供、移住に向けた決断を後押しするための助成制度について記載しております。  74ページから77ページまでは、過疎地域自立促進特別事業10の事業を再掲しております。  以上で議案第6号の提案理由と計画の内容についての説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 財政課長。 ○財政課長(大里 豊君) 議案第7号をお開きください。  財産の貸付けについて。  下記のとおり、財産を貸し付けることにつき、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決を求める。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  貸付財産ですが、別紙となっております。次のページをお開きいただきたいと思います。議案資料の8ページの位置図もあわせてごらんいただきたいと思います。  貸付財産は、建物ですが、ホテル棟1万9,472.45平方メートル、寮棟1,163.5平方メートル、そのほか、倉庫3棟とバス待合所1カ所、看板2基であります。土地は5筆で、うち桂ノ沢1番3と中谷地5番1については、一部貸し付けとなりまして、合計3万9,264.69平方メートルであります。  前のページにお戻りください。  貸し付けの目的は、ホテル経営です。  貸し付けの相手方ですが、鹿角市十和田大湯字中谷地5番1、株式会社ホテル鹿角、代表取締役社長小池雅彦氏です。  貸付料は、年額1,500万円です。  貸付期間は、平成28年4月1日から平成31年3月31日までです。  提案理由は、地域の活性化を図るとともに市の産業振興に資するため、貸付料を減額して財産を貸し付けるものであります。  以上で、説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 建設部長。 ○建設部長(兎澤 優君) 議案第8号をお開き願います。  市道路線の認定について。  道路法第8条第2項の規定により、市道路線を別紙のとおり認定することについて議会の議決を求める。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、道路の新設に伴い市道路線に認定しようとするものであります。  次のページと議案資料9ページの位置図もあわせてごらんください。  整理番号2897、路線名は上中島5号線、始点及び終点は花輪字上中島142番地5から142番地3までの延長54.44メートルであります。  以上で、市道路線の認定についての説明を終わります。  次のページをお開き願います。  議案第9号  鹿角市下水道事業特別会計への繰入れについて。  鹿角市下水道事業特別会計は、鹿角市公共下水道事業推進のため、平成28年度鹿角市一般会計から4億1,600万円以内を繰り入れる。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、鹿角市公共下水道事業の推進を図る上で、経費の一部を平成28年度鹿角市一般会計から繰り入れる必要があるため、議会の議決を求めるものであります。  引き続き、議案第10号をお願いします。  鹿角市農業集落排水事業特別会計への繰入れについて。  鹿角市農業集落排水事業特別会計は、鹿角市農業集落排水事業推進のため、平成28年度鹿角市一般会計から5,000万円以内を繰り入れる。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、鹿角市農業集落排水事業の推進を図る上で、経費の一部を平成28年度鹿角市一般会計から繰り入れる必要があるため、議会の議決を求めるものです。  引き続き、議案第11号をお願いします。  鹿角市簡易水道事業特別会計への繰入れについて。  鹿角市簡易水道事業特別会計は、鹿角市簡易水道事業推進のため、平成28年度鹿角市一般会計から3,600万円以内を繰り入れる。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、鹿角市簡易水道事業の推進を図る上で、経費の一部を平成28年度鹿角市一般会計から繰り入れる必要があるため、議会の議決を求めるものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 総務課長。 ○総務課長(佐藤康司君) 続いて、議案第12号をお開きいただきたいと思います。  行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について。  行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例を別紙のとおり制定するものとする。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、行政不服審査法が施行されることに伴い関係する条例について所要の改正を行うため、条例を制定するものであります。  議案資料で説明させていただきます。資料の10ページ、11ページをお開きください。  第1条鹿角市情報公開条例の一部改正です。  不服申し立ての手続が審査請求に一元化されたことから、目次、第11条第3項第3章の題名、第13条及び第14条第1項中「不服申立て」を「審査請求」に改めるなど、所要の改正を行います。  また、第13条においては、処分のほか、不作為も審査請求の対象に加えるほか、第2項として情報公開条例には救済手続として審査会が設置されているため、行政不服審査法に定める審理員制度は適用しない旨を定めます。  12ページをお願いいたします。  第2条、鹿角市個人情報保護条例の一部改正です。  先ほどの第1条同様、第18条第2項、第23条中「不服申立て」を「審査請求」に改めるなど、所要の改正を行います。  また、第23条においては、処分のほか、不作為も審査請求の対象に加えるほか、第2項として個人情報保護条例には救済手続として審議会が設置されているため、行政不服審査法に定める審理員制度は適用しない旨を定めております。  次のページをお願いいたします。  第3条一般職の職員の給与に関する条例であります。  第15条の3第4項において引用する法律番号及び引用条項を改めます。  次のページをお願いいたします。  第4条鹿角市市税条例の一部改正です。第6条第1項中「不服申立て」を「審査請求」に改めます。  次のページをお願いいたします。  第5条鹿角市固定資産評価審査委員会条例の一部改正です。  第4条第2項では審査申出書記載事項の追加、第3項では引用法令、条文を改め、次のページに移りまして、第6項として代表者等がその資格を失った場合の届け出義務を追加しております。  第6条第2項のただし書きを削り、審査の申し出を全部容認する場合も副本と資料の概要を記載した文書の送付を義務づけ、第4項として審査申出人からの反論書の市長への送付義務を追加しております。  次のページ、17ページから19ページにかけてになりますが、第12条以下を2条ずつ繰り下げ、第11条第1項に決定書に記載すべき事項を明記し、同条を第13条とします。  第10条中、前2項を第7条から第9条までに改め、同条を第12条とします。  第9条の次に、第10条として手数料の額等に関する規定を追加し、委員会に提出された書類の交付を求めた場合の手数料は、1枚につきA3判まで白黒10円、カラー50円とし、現金納付といたします。  また、第11条として、手数料の減免に関する規定を追加し、第1項で手数料を減額し、または免除できる場合、第2項及び第3項でその手続添付書面について定めております。  20ページをお開き願います。  第6条鹿角市手数料条例の一部改正です。  別表2審査請求人等が審理員に提出された書類の交付を求めた場合の手数料を追加するもので、1枚につきA3判まで白黒10円、カラー50円とするものです。  議案に戻っていただきまして、附則でありますが、この条例は平成28年4月1日から施行します。  また、第2項では適用区分を定め、鹿角市固定資産評価審査委員会条例の一部改正後の規定は、平成28年度以降の年度分の固定資産税にかかる固定資産について、固定資産課税台帳に登録された価格に関する審査の申し出について適用する旨を明確にしております。  続いて、議案第13号をごらんいただきたいと思います。
     鹿角市行政手続条例の一部改正について。  鹿角市行政手続条例を別紙のとおり改正するものとする。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、行政手続法の一部を改正する法律の施行等に伴い、行政運営における公正の確保と透明性の向上を図るなどのため、条例を改正するものであります。  議案資料で説明させていただきます。資料の21ページをお開きいただきたいと思います。  目次では、新たに加える「第34条の2」を第4章の所属とし、「第34条の3」については、新たに設ける第4章の2処分等の求めの所属といたします。  第1条は、引用する法律の改正により、条が移動したことによる改正です。  次のページをお願いいたします。  第2条第3号は、処分の定義に新たに追加する第33条第2項を追加するものであります。  第3条では、適用除外とする範囲を新たに設けた第4章の2までとするほか、字句の修正等を行っております。  次のページをお願いします。  第33条では、第2項として行政指導をする際、権限、根拠などを提示すること等を義務づける規定を追加いたします。  第34条の2は、違法な行政指導の中止などを求める制度を条例上の手続として位置づけるものです。  次のページをお願いいたします。  第34条の3は、新たに1章を設け書面で具体的な事実を示して、一定の処分または行政指導を求める制度を条例上の手続として新たに位置づけるものであります。  議案に戻っていただきまして、附則でありますが、この条例は平成28年4月1日から施行いたします。  また、この条例の一部改正により、旧「第33条第2項」及び「第3項」がそれぞれ「第33条第3項」及び「第4項」となったことに伴い、これらを引用している鹿角市市税条例を第2項で、鹿角市国民健康保険税条例を第3項でそれぞれ一部改正しております。  以上で説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 総務部次長。 ○総務部次長(田口善浩君) 議案第14号をごらんいただきたいと思います。  ふるさと鹿角応援寄附条例の一部改正について。  ふるさと鹿角応援寄附条例の一部を別紙のとおり改正するものです。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、寄附金を財源として実施する事業について、鹿角市総合計画で定める本市が重点的に取り組む事業とすることで寄附制度の推進を図るため、条例を改正するものであります。  次のページをごらん願います。  ふるさと鹿角応援寄附条例の一部を改正する条例(案)でありますが、議案資料28ページの新旧対照表もあわせてごらんいただきたいと思います。  第2条についてですが、これまで寄附金を充当する事業区分については4つに分類しておりましたが、これを改正案では2つに整理しております。  なお、第1号中重点的に取り組む事業の内容については、別途、要綱等で詳細に定めることとしております。  第5条第2項については、寄附者の意向に柔軟に対応できるようにするため、基金に一旦積み立ててから取り崩す原則の例外規定を設けるための改正であります。  また、附則としまして、この条例は平成28年4月1日から施行することとしております。  以上で議案第14号についての説明を終わります。 ○議長(田村富男君) ここで、昼食のため午後1時まで休憩いたします。     午後0時00分 休憩 ──────────────────────〇 ─────────────────────     午後1時00分 再開 ○議長(田村富男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  財政課長。 ○財政課長(大里 豊君) 議案第15号をお開きください。  財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部改正について。  財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、譲与により財産の処分を進めるとともに、新たな貸し付けにより財産の利用促進を図るため、条例を改正するものです。  議案資料29ページの新旧対照表をごらんください。  現行の第3条に第6号として、現に普通財産の土地の貸し付けを受けている他の地方公共団体、その他の公共団体または私人であって、通算して当該普通財産の価額に相当する額の貸付料を既に納付している者に譲渡するときを加えるものです。  条例案にお戻りください。  附則でありますが、この条例は平成28年4月1日から施行する。  以上で説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 教育部長。 ○教育部長(青澤敏博君) 議案第16号をお開きください。  鹿角市立学校設置条例の一部改正について。  鹿角市立学校設置条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、鹿角市立大湯小学校田代分校については、就学対象の児童がいないことから、ことし3月をもって閉校となります。これに伴い、条例を改正するものであります。  次のページをお願いいたします。  鹿角市立学校設置条例の一部を改正する条例(案)であります。  鹿角市立学校設置条例の一部を次のように改正する。第2条第1項の表「鹿角市立大湯小学校田代分校」の項を削る。  附則といたしまして、この条例は平成28年4月1日から施行するものであります。  次のページをお願いいたします。  議案第17号であります。鹿角市教育センター設置条例の一部改正について。  鹿角市教育センター設置条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  提案理由でありますが、鹿角市教育センターは、現在、教育委員会事務局に設置されておりますが、位置を来年度から鹿角市交流センターに変更するため、条例を改正するものであります。  次のページをお願いいたします。  鹿角市教育センター設置条例の一部を改正する条例(案)であります。  鹿角市教育センター設置条例の一部を次のように改正する。第2条第2号中「鹿角市花輪字新田4番地1」を「鹿角市花輪字新田1番地1」に改める。  附則といたしまして、この条例は平成28年4月1日から施行するというものであります。  以上で説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 市民部長。 ○市民部長(児玉 晃君) 議案第18号をお開き願います。  鹿角市花輪児童クラブ館条例の一部改正について。  鹿角市花輪児童クラブ館条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、鹿角市平元児童クラブ館を設置するため条例を改正するものです。  次のページをお願いします。  一部改正(案)でございます。  議案資料は32ページになります。  鹿角市花輪児童クラブ館条例の一部を次のとおり改正する。題名を「鹿角市児童クラブ館条例」に改め、第1条中「鹿角市花輪児童クラブ館」を「本市に児童クラブ館」に改めます。単独施設の児童クラブは、これまで旧花輪第一保育園跡に整備した花輪児童クラブ館のみであったため、題名を花輪児童クラブ館条例としておりましたが、新たに設置する平元児童クラブ館については、これまで休園中の平元保育園を間借りして開設しておりましたが、ことし3月末で同保育園を閉園し、4月より、そのまま施設を平元児童クラブ館として使用することとしており、本条例では、2つの施設を位置づけするため、題名及び第1条を改めるものです。  次に、第2条ですが、第2条中「次を」を「別表第1」に改め、同条各号を削ります。これは設置する児童クラブ館が2つとなるため、別表にまとめたものです。  次に、第4条の見出しを「開館時間」に改め、同条中「利用時間」を「開館時間」に、「次を」を「別表第2」に改め、同条各号を削ります。これはほかの設置条例と整合性を図るため、見出しと条文を整理したものです。  次に、第5条第3号中、3日までの日の次に「(前号に掲げる日を除く)」を加え、同条に第4号として8月13日から8月15日までの日を加えます。これは、第5条では休館日を定めていますが、第3号の年末年始の部分で祝日が重複していたことから文言を整理したほか、これまでも休館としていたお盆休みについて明文化したものです。  附則の次に、次の2表を加えます。別表第1は設置する児童クラブ館の名称と位置を、別表第2は開館時間を規定しています。開館時間については、保護者の要望を受け、28年度から1時間延長し、午後7時までとしております。  附則といたしまして、条例の施行期日を平成28年4月1日としております。  以上で説明を終わります。  続いて、議案第19号をお開き願います。  鹿角市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定について。  鹿角市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例を別紙のとおり制定するものとする。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  提案理由ですが、消費者安全法の改正に伴い、消費生活センターの組織及び運営等について規定するため、条例を制定するものです。  次のページをお願いします。  条例(案)ですが、第1条の趣旨は、この条例の制定に当たっては、消費者安全法の規定に基づく消費生活センターの組織及び運営等に関する事項を定めるものです。これまでも消費者相談の業務は専従職員を配置し実施しておりましたが、これを法に基づく消費生活センターとし、相談対応の充実を図るものです。なお、国から参酌する基準が示されておりますので、これを踏まえた形での条例案となっております。  第2条の名称及び位置ですが、名称は「鹿角市消費生活センター」とし、市役所市民共動課内に設置するものです。  第3条の職員につきましては、消費生活センターに配置する職員としてセンター長及びその他必要な職員とすることとしております。  第4条では、消費生活相談員の配置は一定の知識や技術を持っている職員が行うことが望ましいため、消費者安全法で規定する消費生活相談員資格試験の合格者を相談員として配置することを規定しています。  第5条では、消費生活相談員の人材及び処遇の確保は、消費生活相談等においては相談員の配置が特に重要といえるため、この点について必要な措置を講じるとしたものです。  第6条では、消費生活相談員等の事務に従事する職員の資質の向上のための研修の機会を確保することとしております。  第7条では、情報の安全管理でありますが、消費生活相談等で得られた情報には、相談した消費者の個人情報のみならず、相手方となった事業者の営業秘匿秘密等の事業者情報も含まれており、こうした情報の適切な管理のため必要な措置を講じることとしております。  第8条では、条例の施行に関し必要な事項は規則に委任するものです。  附則といたしまして、この条例は平成28年4月1日から施行するものです。  以上で説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 総務部付部長待遇
    総務部付部長待遇(米田 均君) 議案第20号をお開きください。  鹿角市消防団員の定員、任免、報酬等に関する条例の一部改正について。  鹿角市消防団員の定員、任免、報酬等に関する条例の一部を別紙のとおり改正するものとする。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  提案理由としまして、消防団員の資格を見直し費用弁償の額を引き上げるため、条例を改正するものでございます。  次のページをお開きください。  鹿角市消防団員の定員、任免、報酬等に関する条例の一部を改正する条例(案)についてでございますが、議案提出資料34ページをお開きください。新旧対照表でご説明いたします。  第3条第1号中、現行の「居住する者」を「居住または勤務する者」に改めるものでございます。  次に、別表、水火災等の出動の場合の項、金額、現行の「1,900円」を「2,500円」に改め、同表、訓練及び警戒出動の場合の項、金額、現行の「1,900円」を「2,000円」に改めるものでございます。  議案書にお戻りください。  附則としまして、この条例は平成28年4月1日から施行する。  以上で説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 財政課長。 ○財政課長(大里 豊君) 補正予算書をごらんいただきたいと思います。  議案第21号平成27年度鹿角市一般会計補正予算(第9号)です。  第1条歳入歳出予算の総額にそれぞれ3,283万1,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ184億9,275万円とする。補正の款項の区分は、第1表の歳入歳出予算補正によります。  第2条は、繰越明許費の追加及び変更、第3条は債務負担行為の追加、第4条は地方債の追加及び変更を定めています。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  補正予算(第9号)は、国の第1号補正予算に計上された財源を活用した臨時福祉給付金と給付事業費などを追加したほか、事業実績見込みによる調整などを行っております。  6ページをお開き願います。  第2表繰越明許費補正です。  1の追加は、2款1項出会い応援事業から6款1項県営ほ場整備事業までの5件は、国の補正予算に対応するもの。また、6款2項高能率生産団地路網整備事業、8款3項急傾斜地崩壊対策事業、8款4項都市計画街路整備事業の3件は、県工事に対する負担金ですが、県工事の年度内完成が困難となったことから、それぞれ平成27年度予算に計上し平成28年度に執行するため、繰越明許費とするものです。  2の変更は、6款1項公害防除特別土地改良事業は、国の補正予算にあわせ繰越事業費を変更するものです。  次のページをお願いいたします。  第3表債務負担行為補正は、平成28年度当初から業務を円滑に行うため、3月中に契約をする必要がある施設管理等委託料など39件を追加いたします。  次のページをお願いいたします。  第4表地方債補正です。  1の追加、農地災害復旧事業は、事業の精算に伴う調整により追加するものです。  2の変更は、それぞれの事業において事業完了等による事業費の確定、社会資本整備総合交付金の交付額の減額に伴う事業費の調整等により借入額を調整するものですが、ほ場整備事業及び公害防除特別土地改良事業については、国の補正予算に伴う事業費の追加により限度額を変更するものです。  15ページをお願いいたします。  2.歳入です。  1款1項市民税1目個人の現年課税分4,556万1,000円の減額は、所得割が当初見込みよりもふえなかったことから、調定見込みにより調整するものです。  2目法人の現年課税分4,157万8,000円は、企業の収益増に伴い、法人税割の調定見込みにより追加するものです。  2項1目固定資産税の現年課税分4,774万3,000円は、新築等による家屋や企業等の償却資産の増加が見込まれることから、調定見込みにより追加するものです。  3項1目軽自動車税の現年課税分388万円の減額は、税制改正により小型特殊自動車等に係る税額の引き上げが平成28年4月に延期となったことに伴い、調定見込みにより調整するものです。  4項1目市たばこ税の現年課税分750万8,000円の減額は、取り扱い本数が減少する見込みであることから、調定見込みにより調整するものです。  5項1目入湯税の現年課税分185万8,000円は、温泉施設等の利用実績がふえる見込みであることから、調定見込みにより追加するものです。  次のページをお願いいたします。  11款1項1目1節農地費分担金の農地災害復旧費分担金24万3,000円は、平成25年8月豪雨等により被災した農地のうち、今年度に復旧した28カ所の受益者負担金の調整によるものです。  12款1項6目2節文化の杜交流館使用料490万5,000円の減額は、文化ホールについて有料となる興行等の利用が当初想定を下回る見込みであることから減額するものです。  次のページをお願いいたします。  13款2項2目1節社会福祉費補助金の年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業費補助金1億5,237万円は、国の平成27年度補正に伴い、1億総活躍社会の実現に向け、賃金引き上げの恩恵が及びにくい低年金受給者を支援するため追加するもので、補助率は10分の10です。同じく臨時福祉給付金等給付事務費補助金336万7,000円は、臨時福祉給付金等給付事業を実施するため、事務費全額が補助されるものです。  4目1節道路橋りょう費補助金の社会資本整備総合交付金617万8,000円の減額は、交付金額の実績見込みによる調整です。  次のページをお願いいたします。  14款2項1目1節総務管理費補助金の地域少子化対策重点推進交付金79万9,000円は、国の平成27年度補正予算に伴い、出会い応援事業が対象事業となるため追加するもので、補助率は10分の10です。  4目2節農業振興費補助金の担い手確保経営強化支援事業費補助金2,207万6,000円は、国の平成27年度補正予算に伴い、TPP対策として次世代を担う経営感覚にすぐれた経営体を育成するため、経営発展に必要な農業用機械等の導入を支援するため追加するもので、補助率は2分の1です。  次のページをお願いいたします。  14款2項8目3節社会教育費補助金の文化財保護管理費補助金41万6,000円は、交付決定により追加となったものです。9目1節農業水産業施設災害復旧費補助金3,320万円の減額は、平成25年度農地及び農業用施設の災害復旧工事に係る実績見込みによるものです。  15款2項1目1節土地売払収入85万円は、旧法定外水路等2件及び直営林の一部用地の売却収入です。3節流木売払収入297万1,000円の追加は、直営林の搬出間伐等に係る売却収入です。  16款1項2目1節総務費寄附金のふるさと鹿角応援寄附金235万7,000円の追加は、寄附受納58件分、3目1節教育費寄附金4万5,000円は、鹿角飲食店組合連合会から図書館サービスの充実を目的として寄附1件を受納したものであります。  17款2項1目1節財政調整基金繰入金は、財源調整のため計上していた繰入金について、特定財源の決定見込みと歳出事業費の執行見込みから、1億2,962万7,000円を繰り戻しいたします。  20款市債につきましては、地方債補正で説明したとおりであります。  続いて、歳出を説明いたします。  31ページをお願いいたします。  2款4項1目戸籍住民基本台帳費の戸籍事務費563万2,000円は、マイナンバー通知カード、個人番号カードの交付事務を地方公共団体情報システム機構に委任しており、この事務経費について国の補正予算により再算定されたことに伴う追加です。補助率は10分の10です。  3款1項1目社会福祉総務費の臨時福祉給付金等給付事業1億5,573万9,000円は、国の補正予算に伴い、平成27年度の臨時福祉給付金等の支給対象者のうち、平成28年度中に65歳以上になる方1人につき3万円を支給するものです。  35ページをお願いいたします。  6款1項4目園芸振興費のかづの農業夢プラン応援事業4,026万円の減額は、農業経営発展加速化支援事業や平成26年度豪雪で被害を受けた認定農業者に対する施設復旧助成等の実績見込みによる補助金の減額です。同じく平成26年度豪雪災害農業経営等復旧再開支援対策事業1,813万5,000円の減額は、認定農業者以外の園芸作物用施設などの復旧や樹園地復旧などに係る復旧支援事業補助金の実績見込みによるものです。  5目水田農業対策費の生産調整対策推進事業30万1,000円は、収入減少影響緩和対策の申請事務について、国の制度変更により鹿角地域農業再生協議会が行うこととなったため補助金を追加するもので、補助率は10分の10です。  6目農業経営基盤強化促進対策費の集落営農・集落発展支援事業2,167万4,000円は、経営体育成支援事業費補助金等の実績見込みによる増減のほか、国の補正予算に伴い、TPP対策として農業機械等の導入を支援する担い手確保経営強化支援事業費補助金2,207万6,000円を追加いたします。  次のページをお願いいたします。  同じく6目の農地集積促進事業147万円は、実績見込みより農地集積協力金を追加いたします。  11目農地費の県営ほ場整備事業4,690万円は、国の補正予算に対応し、面工事について事業主体である県が平成28年度事業から前倒しで事業実施するため、県に対する負担金を追加するものです。同じく公害防除特別土地改良事業7万6,000円の減額は、実績に伴う換地等調整事務委託料等の減額のほか、国の補正予算に対応し、瀬田石地区客土工事を事業主体である県が平成28年度事業から前倒しで事業実施するため、県に対する負担金321万3,000円を追加するものです。  次のページをお願いいたします。  8款4項2目街路事業費の都市計画街路整備事業92万円は、県が実施する久保田古館線整備事業における道路改良工事の追加に対応し、負担金を追加するものです。  次のページをお願いいたします。  10款5項5目図書館費の図書館サービス充実事業5万円は、寄附者の趣意に沿い、図書の購入費を追加いたします。  以上で、一般会計補正予算の説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 市民部長。 ○市民部長(児玉 晃君)50ページをお開き願います。  議案第22号です。平成27年度鹿角市の国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  第1条歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,279万9,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ47億5,737万7,000円とする。  第2項歳入歳出予算の補正の款項の区分及び区分ごとの金額並びに補正後の金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  56、57ページをお開き願います。  2の歳入ですが、1款1項国民健康保険税の1目一般被保険者国民健康保険税2,560万9,000円及び2目退職被保険者等国民健康保険税705万5,000円については、現年課税分の最終調定額の見込みによりそれぞれ減額をするものです。  9款1項1目一般会計繰入金は、主に国保税の軽減拡大による減少分と歳出の償還金分として繰り入れを行うものです。  9款2項1目財政調整基金繰入金は、歳出の償還金の一部財源として繰り入れるものです。  次の58,59ページをお願いします。  3の歳出ですが、11款1項3目償還金の療養給付費交付金返還金3,279万9,000円は、平成26年度に国から交付された療養給付費について、実績確定による精算として超過分を返還するものです。  以上で、議案第22号の説明を終わります。  続いて、60ページをお願いします。  議案第23号です。平成27年度鹿角市の後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  第1条歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ226万4,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ3億5,442万1,000円とする。  第2項歳入歳出予算の補正の款項の区分及び区分ごとの金額並びに補正後の金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  66、67ページをお願いします。  歳入ですが、3款1項一般会計繰入金2目保険基盤安定繰入金226万4,000円は、歳出の納付金の財源として一般会計より繰り入れするものです。  次のページをお願いします。  歳出ですが、2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金ですが、保険基盤安定分の決定による追加補正を行うものです。  以上で、議案第23号の説明を終わります。  次、70ページをお願いします。  議案第24号です。平成27年度鹿角市の介護保険事業特別会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。  第1条保険事業勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億2,884万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ43億179万4,000円とする。  第2項歳入歳出予算の補正の款項の区分及び区分ごとの金額並びに補正後の金額は、第1表歳入歳出予算補正による。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  76、77ページをお願いします。  今回の補正の主なものは居宅介護サービス給付費や施設介護サービス給付費、介護予防サービス給付費等の保険給付費の実績見込みによる減額補正が主なものです。  歳入についてですが、3款5項支出金及び4款支払基金交付金、5款県支出金とも介護給付費の見込みによる減額です。  7款繰入金は、一般会計からのルール分を減額するとともに、次のページになりますが、介護給付費準備基金繰入金を減額しております。
     次に、80ページ、81ページをお願いします。  歳出ですが、今後の実績見込みによるもので、2款1項1目居宅介護サービス給付費は通所介護や短期入所生活介護が主なもので、2目は地域密着型サービス給付費ですが、介護老人福祉施設入居者生活介護、3目の施設介護サービス給付費は介護療養型医療施設で、それぞれ実績見込みによるもののほか、介護報酬改定の影響により減額を行うものが主なものです。  2款2項介護予防サービス等諸費については、実績見込みにより減額するものです。  4款積立金は、保険給付費の減額に伴い財源調整を行うものです。  以上で説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 建設部長。 ○建設部長(兎澤 優君) 82ページをお開き願います。  議案第25号平成27年度鹿角市の下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  第1条歳入歳出予算の総額からそれぞれ337万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9億6,356万5,000円とする。  第2条繰越明許費と第3条債務負担行為の補正及び第4条地方債の補正は、それぞれ第2表、第3表及び第4表による。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  85ページをお願いします。  第2表繰越明許費であります。秋田県が事業主体の鹿角処理センター汚泥処理施設調査委託が平成28年度へ繰り越ししたため、この負担金481万6,000円を繰り越すものです。  第3表債務負担行為補正でありますが、大湯真空ステーション、湯瀬浄化センター及び真空ステーションが24時間体制の業務であり、4月1日から業務を開始するためには年度内に契約締結する必要があるため、その委託料3,179万9,000円を追加するものです。  第4表地方債補正でありますが、下水道整備事業の限度額を8,770万円に、また特別措置分の限度額を4,150万円にそれぞれ減額補正いたします。  90ページをお願いします。  2.歳入です。  3款国庫支出金、4款繰入金及び7款市債は、事業費確定に伴う減額であります。  次のページをお願いします。  歳出です。  1款1項2目事業費の減額は、実績によるものであります。  以上で、下水道事業特別会計の説明を終わります。  98ページをお開き願います。  議案第26号平成27年度鹿角市の農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。  第1条歳入歳出予算の総額からそれぞれ24万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5億112万2,000円とする。  第2条債務負担行為の追加は第2表による。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  101ページをお願いします。  第2表債務負担行為補正でありますが、小豆沢、谷内・永田及び末広地区の汚水処理施設や中継ポンプ等の保守管理が24時間体制の業務であり、4月1日から業務を開始するためには年度内に契約締結する必要があるため、その委託料1,451万2,000円を追加するものです。  105ページをお願いします。  歳入です。  5款繰入金及び6款繰越金は、事業費確定に伴う補正であります。  次のページをお願いします。  3.歳出です。  1款1項1目一般管理費の減額は、実績によるものであります。  以上で、農業集落排水事業特別会計の説明を終わります。  引き続き、111ページをお開き願います。  議案第27号平成27年度鹿角市の簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。  第1条債務負担行為は第1表による。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  次のページをお願いします。  第1表債務負担行為、湯瀬浄水場の運転監視や機器等の保守管理を4月1日から開始するに当たり、年度内に契約締結を行う必要があるため設定するものです。  事項は施設管理委託料、期間は平成28年度、限度額を563万5,000円とします。  以上で説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 財政課長。 ○財政課長(大里 豊君) 115ページをお開きください。  議案第28号平成27年度鹿角市大湯財産区特別会計補正予算(第1号)であります。  第1条、歳入歳出予算の総額の補正は、歳入歳出それぞれから65万4,000円を減額し、総額をそれぞれ659万6,000円といたします。補正の款項の区分等は第1表歳入歳出予算補正によります。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  121ページをお開きください。  2.歳入です。  4款2項1目1節造林事業受託収入の分収造林事業受託収入95万1,000円の減額は、森林総合研究所から受託している北野分収造林事業の実績によるもので、3項1節雑入の造林事業附帯事務費負担金も同事業費の減額に伴い、2万4,000円を減額いたします。  次のページをお願いたします。  3.歳出です。  2款1項1目造林費は、実績による減額であります。  3項1目基金積立金33万2,000円は、前年度繰越金の計上や収支残余金の見込み額を財源調整基金に積み立てます。  以上で説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 建設部長。 ○建設部長(兎澤 優君) 125ページをお開き願います。  議案29号平成27年度鹿角市上水道事業会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。  第2条、債務負担行為を次のとおり追加補正する。  内容でありますが、花輪及び十和田浄水場の運転監視や機器等の保守管理を4月1日から開始するに当たり、年度内に契約締結する必要があるため追加するものです。  事項は浄水場運転管理業務委託料、期間は平成28年度、限度額は2,253万8,000円であります。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  以上で説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 財政課長。 ○財政課長(大里 豊君) 平成28年度予算書の1ページをお開きいただきたいと思います。  議案第30号平成28年度鹿角市一般会計予算であります。  第1条歳入歳出予算の総額は、それぞれ164億3,542万円と定めます。予算の款項の区分は第1表歳入歳出予算によります。  第2条で債務負担行為、また第3条で地方債の目的限度額起債の方法、利率及び償還の方法について定めます。  第4条では、一時借入金の借り入れの最高額を15億円と定めます。  第5条では、項を超えて予算流用できる定めでありますが、各項に計上した給料、職員手当及び共済費に係る予算額に過不足を生じた場合には、同一款内での流用をできることと定めます。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  9ページをお開き願います。  第2表債務負担行為は、平成28年度の結婚・子育て支援特別資金利子補給費補助金及びアグリビジネスチャレンジ資金利子補給費補助金について、それぞれ期間を29年度から38年度まで、29年度から36年度までとし、限度額を利子相当額とするものです。  第3表地方債ですが、28年度の借り入れは24件、12億8,670万円で前年度と比較して8億3,610万円の減となりました。  新たな起債事業は、まちなかオフィス整備事業、学校給食施設整備事業、旧鹿角郡公会堂改修整備事業などで、実施計画に搭載したソフト事業も過疎債の活用を図りました。また、継続事業では、大湯温泉地区観光拠点施設整備事業、花輪小坂線ほか舗装補修事業、橋りょう長寿命化対策事業、中川原橋橋りょう整備事業などで、臨時財政対策債は、前年度比2,800万円減の5億5,900万円としております。  なお、260ページに地方債に関する調書を添付しておりますので、ご参照いただきたいと思います。  14ページをお開き願います  2.歳入です。  1款1項市民税は、景気の緩やかな回復基調が続いているものの、いまだ市民所得の上昇に至っておらないことから、個人分は5.7%の減、法人分は一部業種において景気回復の効果が反映されてきており、6.5%の増で経常いたしました。  2項固定資産税は、住宅着工や企業の設備投資の増加を見込み4.9%の増、3項軽自動車税は税率改正等により3.8%の増と見込みました。  16ページをお開きください。  4項市たばこ税、5項入湯税は、平成27年度決算見込みから、それぞれ4.7%減、1.7%増と見込んでおり、市税全体では0.5%増で計上いたしました。  2款地方譲与税から、次のページになりますが、8款地方特例交付金までと20ページの10款交通安全対策特別交付金については、地方財政の収支見通しや平成27年度の収入見込みを参考に算出しております。  20ページをお開きください。  9款地方交付税は、地方財政の収支見通しや平成27年度の普通交付税決定額等を参考に、普通交付税は前年度比9,312万9,000円、1.6%減の57億8,644万6,000円を計上しています。また、特別交付税は、前年度同額の7億円を見込み、合わせて1.4%減の64億8,644万6,000円を見込みました。  11款2項1目民生費負担金の減額は、2節児童福祉費負担金の認可保育所運営費負担金に係る第2子保育料の減免等によるものであります。  次のページをお願いいたします。  12款1項2目民生使用料の減額は、2節公立認可保育所使用料及び3節公立認定こども園使用料に係る第2子保育料の減免等によるものであります。  26ページをお願いいたします。  13款1項1目3節老人福祉費負担金の介護保険低所得者保険料軽減負担金388万3,000円は、これまで介護保険事業特別会計で受け入れていた負担金について、国の制度変更により一般会計の歳入で受け入れした後に歳出で特別会計に繰り出すことになったもので、国が2分の1を負担するものであります。  次のページをお願いいたします。  4節児童福祉費負担金の子どものための教育・保育給付費負担金1億1,113万円は、認可保育園運営費から国の基準保育料を差し引いた金額の2分の1を国が負担するものです。  13款2項1目1節戸籍住民基本台帳費補助金の個人番号カード交付事業費補助金304万2,000円は、地方公共団体情報システム機構に事務委任をしている個人番号カード関連事業に要する経費に係る補助金で、補助率は100%であります。  2目1節社会福祉費補助金の年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業費補助金5,127万円と臨時福祉給付金等給付事務費補助金589万4,000円は、臨時福祉給付金の支給や事務に要する費用に係る補助金で、補助率は100%です。  3節児童福祉費補助金の子ども・子育て支援交付金3,322万円は、児童クラブ等の運営に係る放課後児童健全育成事業や、病気等の回復に至らない児童が集団保育の困難な期間の一時預かりを実施する幼児保育事業など、8事業の実施に要する経費の3分の1が補助されるものです。  3目1節保健衛生費補助金の新たなステージに入ったがん検診総合支援事業費補助金18万9,000円は、子宮頸がん及び乳がん検診事業において、一定の年齢の者に無料クーポン券を送付して受診を促進するもので、補助率は2分の1です。  4目1節道路橋りょう費補助金の社会資本整備総合交付金1億3,825万5,000円は、橋りょう長寿命化対策事業、花輪小坂線ほか舗装補修事業、中川原橋橋りょう整備事業に係る交付金で、補助率は65%です。2節住宅費補助金の社会資本整備総合交付金3,374万9,000円は、公営住宅建設にかかわる基本計画策定や公的賃貸住宅家賃低廉化事業などに係る交付金で、補助率は45%です。  次のページをお願いいたします。
     13款3項1目3節選挙費委託金の参議院議員通常選挙費委託金2,727万9,000円は、任期満了に伴う参議院議員通常選挙の執行経費に係る国からの委託金であります。  次のページをお願いいたします。  14款1項1目1節防災諸費負担金の秋田県冬季防災訓練負担金30万円は、県と共催で実施する秋田県冬季防災訓練の開催経費の2分の1を県が負担するものです。  2目4節児童福祉費負担金の子どものための教育・保育給付費負担金5,556万5,000円は、認可保育所運営及び市立保育園の運営経費について、国の基準保育料を差し引いた額の4分の1を県が負担するものです。  次のページをお願いいたします。  14款2項2目3節老人福祉費補助金の地域密着型サービス施設等整備事業費補助金1億5,583万円と介護施設開設準備経費等支援事業費補助金2,359万8,000円は、地域密着型介護老人福祉施設及び小規模多機能型居宅介護事業所、それぞれ1カ所の施設整備と各施設の開設に係る備品購入費などを支援するもので、補助率は100%です。  5節児童福祉費補助金の地域子ども・子育て支援事業費補助金809万9,000円は、延長保育事業や一時保育事業、病児・病後児保育等の各事業に要する経費の3分の1を県が補助するものです。同じく、施設型給付費地方単独費用補助金353万円は、市立幼稚園運営費に係る地方単独費用の2分の1を県が補助するものであります。  次のページをお願いいたします。  4目2節農業振興費補助金の農業経営体育成支援事業費補助金88万8,000円は、集落型法人等が農業用機械等を融資を受けて導入する際、対象事業費の10分の3を県が補助するものです。  46ページをお開き願います。  17款2項1目1節財政調整基金繰入金は6億3,000万円を、また2目1節まちづくり基金繰入金9,800万円は、八幡平市民センター改築事業と街灯のLED化を行う交通安全施設整備事業に充当いたします。  7目1節教育施設整備基金繰入金2,800万円は、情報教育環境整備事業に充当いたします。  歳入の説明は以上です。  続いて、歳出について説明いたします。  初めに、職員数につきましては、一般会計の一般職の職員数は平成27年度比で2人増の241人で、特別会計を含めた全会計の職員数では267人と3人増となっております。  なお、254ページ以降に給与費明細書を添付しておりますのでご参照ください。  72ページをお願いいたします。  2款1項7目企画費ふるさと鹿角応援寄附推進事業では、ふるさと納税制度を拡充し、1万円以上の寄附者に対する返礼品の購入やふるさと産品取扱業務委託料などを計上いたします。地域間交流推進事業では、若者と地域住民との交流による地域活性化を図るため、県外大学等が行う市内での調査研究活動に対し、宿泊費の一部を支援する補助制度を新設いたします。  次のページをお願いいたします。  かづの国際化推進事業では、ショプロン市の行政訪問団の招聘にあわせて、ハンガリー四重奏楽団を招聘するほか、青少年ホームステイの受け入れに係る経費や9代目となる日本語指導員海外派遣支援事業費負担金等を計上します。  次のページをお願いいたします。  移住促進事業では、本市の魅力を移住希望者にPRするため、移住フェアの開催やメディアを活用した情報発信を継続するほか、女性向け情報誌と連携し、働く女性をターゲットにしたモニターツアー等の開催経費を計上します。  定住促進事業では、宅地建物データバンク等の空き家物件を購入、賃貸した場合の建物改修費と家財道具の撤去費の一部を支援する補助制度の拡充を図るほか、移住者の引っ越しに係る経費の一部を支援する補助制度を新設いたします。  80ページをお願いいたします。  10目防災諸費の災害対策事業では、情報伝達の多様化を図るため、希望する一般世帯等へ有償貸与する防災ラジオや災害対策用のドローン等の購入費のほか、火山災害対策として秋田焼山の避難小屋に緊急割り込み放送を受信する拡声器の設置、また十和田火山ハザードマップを秋田県、青森県等と共同で作成するための負担金などを計上します。  88ページをお願いいたします。  2項2目生活安全対策費の地域公共交通維持確保対策事業では、市街地循環バスや廃止代替路線等の運行委託費のほか、公共交通に不便を感じている地域へ地域乗合交通を導入するため、補助制度を新設します。  次のページをお願いいたします。  4目市民センター費は、八幡平市民センター改築事業に係る建設費が平成27年度からの繰越明許費となっていることから大きく減少しております。そのため、八幡平市民センター改築事業では、8月末のオープンに向け、施設用備品購入費等を計上しております。  108ページをお願いいたします。  3款1項1目社会福祉総務費の臨時福祉給付金等給付事業では、平成28年度市町村民税が課税されない方のうち、課税者の扶養となっている方や生活保護制度の被保護者を除く方に対し、1人につき3,000円を支給します。また、支給対象者のうち、65歳未満の障害基礎年金及び遺族基礎年金受給者は3万円を支給します。  142ページをお願いいたします。  4款1項3目環境衛生費の合併処理浄化槽整備事業では、国・県の補助を活用した合併処理浄化槽の設置支援に加えて、鹿角市汚水処理施設整備構想に基づいて、用途区域以外の下水道計画区域について、合併処理浄化槽整備区域に見直しをすることから浄化槽設置を推進するため、市単独で補助金を交付します。  156ページをお願いいたします。  6款1項4目園芸振興費の鹿角こだわり作物推進事業では、農業所得の向上を目指し有機栽培や特長ある作物の栽培に取り組むため、栽培技術研修会や先進地視察に係る経費を計上します。新規ブランド産品育成支援事業では、本市ならではの新たなブランド品の構築を目指し、認定農業者等を対象に新規の農産品や花卉等の栽培及び初期設備費用に対し支援を行います。  160ページをお願いいたします。  6目農業経営基盤強化促進対策費のアグリビジネス支援事業では、農業生産法人等が生産、加工、流通を一体化し所得増加につなげるため、新ビジネスによる経営の発展に必要な機械、施設等の導入支援及び販路拡大や農産加工などの6次産業化に挑戦する農業経営者が行う資金の借り入れに対する利子補給を行います。  7目農業構造改善対策費の農業構造改革推進事業では、北都銀行とかづの商工会との連携協定に基づく経営サポートチームの運営のほか、移住者のうち就農を希望する方を対象に実施する就農農業体験ツアーなどを事業内容とする農業農村支援機構運営費負担金を計上します。  172ページをお願いいたします。  7款1項2目商工振興費の企業立地促進事業では、地元企業10社の施設整備費等を助成いたします。  次のページをお願いいたします。  まちなかオフィス整備事業では、花輪市街地にある旧大型小売店舗の建物を取得し、インキュベーション機能を持った貸しオフィスを整備いたします。  180ページをお願いいたします。  2項2目観光振興費の観光アクセス充実対策事業では、既存バス会社の路線廃止、縮小が見込まれる八幡平頂上方面及び現在廃止されている十和田湖方面の路線運航について、事前予約で運行する予約型観光路線バスにより路線の確保を図ります。観光宣伝推進事業では、鹿角観光ファン事業において、有料会員制度を創設し、市内宿泊施設の宿泊割引や市内観光施設で使用できる利用券等の特典により、鹿角を直接訪れていただく観光ファンの拡大を図ります。鹿角観光産業確立事業では、鹿角観光のプラットフォームであるかづの観光物産公社に組織体制や事業をコーディネートする組織の中枢を担う人材を新たに確保することで、組織力の向上及び関係機関との連絡体制を確立するため、その経費を支援いたします。  次のページをお願いいたします。  大湯温泉地区観光拠点施設整備事業では、用地の造成工事や支障物件の移設補償費等を計上いたします。  次のページをお願いいたします。  十和田八幡平国立公園指定記念事業では、平成28年度は国立公園指定十和田・八甲田地域80周年、八幡平地域60周年と節目の年を迎えることから、特産品の贈呈や割引宿泊プランの造成など、8060キャンペーン等を展開いたします。  204ページをお願いいたします。  8款5項2目住宅建設費の公営事業建設事業では、毛馬内・錦木地区の市営住宅の老朽化に伴う建てかえを行うものですが、平成28年度は基本計画策定業務や用地測量等に係る委託料を計上いたします。  208ページをお願いいたします。  9款1項3目消防施設費の消防施設整備事業では、消防団第9分団第2部湯瀬の消防活動拠点の施設整備工事費を計上いたします。  214ページをお願いいたします。  10款1項4目教育センター費のかづのこもれび教室運営事業では、交流センター内に鹿角こもれび教室を開設し、指導員1名を配置いたします。長期の欠席及び不登校傾向の児童・生徒に対し指導を実施することにより、学校復帰の手助けを行うとともに保護者に対する援助活動を行います。  次のページをお願いいたします。  2項1目学校管理費は、大湯小学校大規模改造事業が終了したことから、大きく減少いたしております。  226ページをお願いいたします。  3項1目学校管理費のみんな生き生き学校サポート事業では、中学校において通常学級に在籍する学習障害を抱えた生徒を支援するため、新たに学習支援サポーター2名を配置いたします。情報教育環境整備事業では、中学校に簡易型電子黒板及びデジタル教科書を導入し、生徒の表現力や思考力など活用する力を育てます。  232ページをお願いいたします。  5項3目文化財保護費の文化財保存事業では、国重要無形民俗文化財に指定されている花輪ばやしで運行する屋台について、国の補助を受けて保存・修復することになったことから、屋台の修理・復元等に係る費用を支援する補助制度を新設いたします。  次のページをお願いいたします。  旧鹿角郡公会堂保存利活用事業では、旧鹿角郡公会堂の改修を行うため、施設改修工事費等を計上いたします。  240ページをお願いいたします。  10目文化の杜交流館費の文化の杜交流館事業費では、自主事業8事業を実施するためのイベント委託料等を計上します。  244ページをお願いいたします。  6項2目体育振興費のスポーツ交流事業では、日本陸連公認のハーフマラソンコースを設置するため、検定費用や公認手数料等を計上いたします。  248ページをお願いいたします。  4目学校給食費の学校給食施設等整備事業では、現在の各給食施設がいずれも現行の学校給食衛生管理基準を満たさないため、自校方式及び南北の給食センターを統廃合し、新たに給食センターを整備いたします。開設は平成31年度の予定であり、平成28年度は土地購入費や実施設計委託料等を計上いたします。  以上で、一般会計の説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 市民部長。 ○市民部長(児玉 晃君) それでは261ページをお願いいたします。  議案第31号です。平成28年度鹿角市の国民健康保険事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。  第1条歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ41億7,510万円と定める。  第2条地方自治法第235条の3第2項の規定による一時借入金の最高額は2億円と定める。  第3条は、項を越えて予算流用できる定めでありますが、各項に計上した給料、職員手当及び共済費に係る予算額に過不足が生じた場合、及び保険給付費の各項に計上した予算額に過不足が生じた場合には、同一款内での流用ができることと定めています。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  266ページをお願いします。  予算の総額ですが、前年度と比較して5億2,512万6,000円、11.2%の減となっております。主な要因といたしましては、被保険者数の減少による保険税及び保険給付費の減少見込みによるものです。  269ページをお願いします。  2の歳入ですが、主なものについて説明いたします。  1款1項国民健康保険税ですが、1目一般被保険者国民健康保険税及び2目退職被保険者等国民健康保険税は、ともに被保険者数の減少見込みにより、前年度と比較して総額で6,571万4,000円、8.8%の減となっております。  3款の国庫支出金ですが、被保険者数の減少と療養給付費等の減少見込みにより減となっております。  次の271ページをお願いします。  下の4款療養給付費交付金ですが、退職被保険者分の療養給付費に対して、社会保険診療報酬支払基金から交付されるものですが、前年度と比較して19.9%の減となっております。退職者医療制度は、平成20年4月に制度が廃止され、その経過措置も平成27年3月で終了しており、今後は新規取得者がないことから、交付金額も年々減少してまいります。  次の5款前期高齢者交付金ですが、65歳から74歳までの被保険者の加入率により交付されますが、加入率の増加傾向により前年度と比較して9.0%の増となっております。  次の273ページをお願いします。  6款2項2目調整交付金ですが、被保険者数の減少及び特別調整交付金の国庫負担金の減少相当分に対する補助額が引き下げられたことにより、前年度と比較して41.2%の減となっております。  続いて、7款共同事業交付金ですが、1件当たりの医療費の過去3年の実績により算出されますが、前年度と比較して24.9%の減となっております。1節高額医療費共同事業交付金は1件当たりの医療費が80万円を超えるもの、2節保険財政共同安定化事業交付金はそれ以下のものを対象としております。  次の275ページをお願いします。  9款1項1目一般会計繰入金は、前年度と比較して5,751万5,000円、17.1%の増となっております。  飛びまして、279ページをお願いします。  3の歳出ですが、主なものは1款総務費ですが、事務処理経費や人件費、国保連の負担金、賦課徴収に係る事務費、国保運営協議会の運営経費が主なものです。  283ページをお願いします。  2款1項療養諸費ですが、被保険者数の減少見込みと1人当たりの医療費の増加見込みにより算出しておりますが、前年度と比較し、2億7,145万2,000円、11.0%の減となっております。  続いて、287ページをお願いします。  6款介護納付金ですが、介護給付費に対する40歳以上の介護保険第2号被保険者の負担分として3割に相当する額となっていますが、被保険者数の減少見込みにより、21.5%の減となっております。  次の291ページをお願いします。  8款1項保健事業費ですが、健康づくり推進事業として運動教室や筋骨格系疾病対策を実施するほか、新たに健康標語フォトコンテストを開催し、広報・啓発に努めてまいります。  2項特定健康診査等事業費ですが、生活習慣病予防対策である特定健康診査・特定保健指導を引き続き実施してまいります。  以上で、国民健康保険事業特別会計の説明を終わります。
     続いて、301ページをお願いします。  議案第32号です。平成28年度鹿角市の後期高齢者医療特別会計の予算は、次に定めるところによる。  第1条歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ3億4,976万8,000円と定める。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  304ページをお願いします。  予算の総額ですが、前年度と比較して321万円、0.9%の減少となっております。  307ページをお願いします。  歳入ですが、1款後期高齢者医療保険料ですが、軽減基準の拡大により、前年度と比較して1,038万2,000円、4.6%の減となっております。  それから、3款1項2目保険基盤安定繰入金ですが、低所得者の保険料軽減分の補填として県が4分の3、市が4分の1を負担するものですが、前年度と比較して807万1,000円、6.7%の増となっております。  続いて、311ページをお願いします。  歳出ですが、1款総務費は職員の人件費、一般事務経費などが主なものです。  2款後期高齢者医療広域連合納付金ですが、保険料分、保険基盤安定分として広域連合に納付するものですが、前年度と比較して231万1,000円、0.6%の減となっております。  以上で、後期高齢者医療特別会計予算の説明を終わります。  続いて、319ページをお願いします。  議案第33号です。平成28年度鹿角市の介護保険事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。  第1条保険事業勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ43億1,281万9,000円、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ4,444万8,000円と定める。  第2条は、項を越えて予算流用できる定めでありますが、保険給付費の各項に計上した予算額に過不足が生じた場合には同一款内での流用ができることと定めます。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  325ページをお願いします。  予算の総額ですが、前年度と比較して1億6,550万1,000円、3.7%の減となっております。  続いて328ページをお願いします。  2の歳入ですが、保険事業勘定の主なものを説明いたします。  1款1項1目第1号被保険者保険料は、65歳以上の方に係る保険料で、特別徴収、普通徴収合わせて1万1,646人と推計し、金額ベースでは前年度比0.3%減で計上しております。  3款1項国庫負担金の1目介護給付費負担金ですが、介護給付見込みにより、前年度と比較して4,675万6,000円、6.1%の減となっており、国が負担すべき施設分として15%相当分、その他分として20%相当分を計上しております。  2項国庫補助金1目調整交付金ですが、介護給付費総額の8.7%相当分を計上しております。  その下の2目地域支援事業交付金は事業費総額の20%相当分、3目の総合事業調整交付金は事業費総額の8.7%相当分になります。  次のページをお願いします。  4目地域支援事業交付金は、事業費総額の39%相当分をそれぞれ計上しております。  4款1項支払交付金については、40歳から64歳までの第2号被保険者に係る保険料でありまして、社会保険診療報酬支払基金が負担すべき28%相当分を計上しております。  5款1項県負担金の1目介護給付費負担金ですが、施設分につきましては給付費の17.5%、その他の分につきましては12.5%を計上しております。  2項県補助金ですが、1目地域支援事業交付金については12.5%、括弧の介護予防日常生活支援総合事業ですが、続いて2目地域支援事業交付金の包括的支援事業、任意事業は19.5%相当分になります。  332ページをお願いします。  7款1項一般会計繰入金は、各対象事業費に対する市負担分をそれぞれ繰り入れするものです。  続いて、336ページをお願いします。  歳出でございます。  1款1項1目一般管理費は、職員の人件費等が主なものです。  1款2項1目賦課徴収費ですが、介護保険料の収納の利便性を高めるためコンビニ収納代行委託料を計上しております。  340ページ、341ページをお願いします。  2款1項介護サービス等諸費でありますが、要介護認定1から5までの方が介護サービスを受ける給付費用となります。  そして、340ページから次のページにかけての2款2項介護予防サービス等諸費ですが、要支援1と2の認定者が在宅において介護サービスを受ける給付費が主な内容です。介護保険法の改正に伴いまして、平成28年1月から要支援1と2の方の訪問と通所が3款1項1目の介護予防生活支援サービス事業費に移行したことから、1目の介護予防サービス給付費は、前年度比51.5%の減となっております。  続いて、344ページをお願いします。  2款5項特定入所者介護サービス費ですが、施設入所者及び短期入所者で低所得者であるため、食事、居住費などの負担軽減を行うための経費でございます。  3款1項介護予防日常生活支援総合事業ですが、新しい介護予防日常生活支援総合事業として支援高齢者や高齢者の体力維持・向上事業を行い、介護予防を行うための経費などが主に含まれております。  2目一般介護予防事業費は、これまでも実施してきている介護予防把握事業のほか、次のページになりますが、地域介護予防活動支援事業として地域生き活きサロン推進事業費補助金のほか、新規事業として介護支援ボランティア事業委託料を計上しております。また、介護予防をさらに機能強化する観点から、理学療法士などの専門職を介護予防活動などに派遣する地域リハビリテーション活動支援事業を新規に計上しております。  3款2項包括的支援事業・任意事業費でありますが、4月から開設する十和田地域及び八幡平地域包括支援センター運営業務委託料を新たに計上したほか、次のページになります、高齢者のニーズにマッチした多様な生活支援サービスを新たに開発し提供していくために、生活支援コーディネーターと協議会の設置を行う生活支援体制整備事業を新たに計上しております。  そして、357ページをお願いします。  介護サービス事業勘定の歳入であります。1款1項1目介護予防サービス費収入であります。地域包括支援センターが行う要支援1及び2の方のサービス計画費収入でございます。4月からの十和田地域と八幡平地域包括支援センターの業務委託に伴い、前年度比48%の減となっております。  次のページをお願いします。  歳出ですが、1款1項1目介護予防サービス事業費は、地域包括支援センター職員及び事務補助員等の人件費並びに介護予防サービス計画作成委託料などが主なる内容です。  以上で、介護保険事業特別会計予算の説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 建設部長。 ○建設部長(兎澤 優君) 365ページをお開き願います。  議案第34号平成28年度鹿角市の下水道事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の総額は、それぞれ9億8,394万6,000円と定める。  第2条債務負担行為と第3条地方債は、それぞれ第2表及び第3表による。  第4条一時借入金の借り入れの最高額は、4億円と定める。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  372ページをお願いします。  2.歳入であります。  主な内容でありますが、1款1項1目下水道受益者負担金は、平成27年度までの賦課分と平成28年度賦課分を合わせて1,846万6,000円を見込んでおります。  2款1項1目下水道使用料は、平成28年度と滞納分を合わせ、1億8,332万3,000円を見込んでおります。  3款1項1目下水道費国庫補助金は、鹿角処理区にかかわる管渠等の汚水処理施設整備交付金として、対象事業費の2分の1、5,000万円を見込んでおります。  376ページをお願いします。  歳出です。  1款1項1目一般管理費は、米代川流域下水道関連、公共下水道鹿角処理区及び単独公共下水道湯瀬処理区にかかわる管理経費であります。  2目事業費でありますが、次のページをお願いします。コード505の流域下水道鹿角処理区建設費負担金2,625万円は、鹿角処理センターの管理棟及び汚泥棟の改築工事や設備の長寿命化調査等と県北地区広域汚泥処理事業の委託費の負担金であります。  コード番号510の下から5段目の実施設計委託料2,900万円は、甚兵エ川原、花輪下タ町、嶋ノ越地区と合わせて約2,700メートルであり、その下の整備工事費9,275万6,000円は、主に十和田毛馬内及び錦木地区の管渠工事約750メートルを予定しております。  2款1項公債費は、起債の償還元金と次のページの利子及び一時借入金の利子を計上しております。  388ページをお開き願います。  議案第35号平成28年度鹿角市の農業集落排水事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の総額は、それぞれ1億2,450万7,000円と定める。  第2条債務負担行為と第3条地方債は、それぞれ第2表及び第3表による。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  395ページをお願いします。  歳入の主な内容でありますが、1款1項1目農業集落排水事業受益者分担金は、平成27年度全面供用開始する末広地区121戸分の分担金が主なもので、2,454万3,000円を見込んでおります。  2款1項1目農業集落排水使用料は、小豆沢地区、谷内・永田地区及び末広地区の使用料で、1,522万3,000円を見込んでおります。  399ページをお願いします。  歳出でありますが、1款1項1目一般管理費は、小豆沢、谷内・永田及び末広地区にかかわる施設等の管理経費であります。  2目事業費のコード番号505の下から3段目、整備工事費は、汚水ます設置の工事費であります。  次のページをお願いします。  3款1項公債費は、起債の償還元金と利子を計上しております。  以上で、農業集落排水事業特別会計予算の説明を終わります。  引き続き、409ページをお開き願います。  議案第36号平成28年度鹿角市の簡易水道事業特別会計の予算は、次に定めるところによる。  歳入歳出予算の総額は、それぞれ3億530万5,000円と定める。  第2条地方債の方法は第2表による。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  416ページをお願いします。  歳入の主な内容でありますが、1款1項1目水道使用料は、湯瀬ほか簡易水道3地区の使用料で、1,898万6,000円を見込んでおります。  2款1項1目水道施設整備費補助金は、湯瀬地区統合整備事業費の4分の1、5,936万7,000円を見込んでおります。  420ページをお願いします。  歳出でありますが、1款1項2目施設管理費のコード番号305の中ほど、施設管理委託料84万9,000円は、湯瀬浄水場の運転管理委託や水質検査委託が主なものであります。  コード番号505の施設整備工事費2億4,262万円は、湯瀬地区の送水ポンプ場整備と送水管整備約1,200メートルを予定しております。  次のページをお願いします。  2款1項公債費は、簡易水道事業債の償還元金と利子を計上しております。  以上で説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 財政課長。 ○財政課長(大里 豊君) 428ページをお開きください。  議案第37号平成28年度鹿角市の大湯財産区特別会計の予算は、次に定めるところによる。  第1条におきまして、歳入歳出それぞれ734万3,000円と定めます。
     平成28年2月26日提出。鹿角市長。  434ページをお願いいたします。  2.歳入です。  1款1項1目1節温泉使用料は、7件分を計上しております。  2款1項1目1節土地建物貸付収入は48件分です。  2項1目1節土地売払収入は、県の道路改良事業に係る用地の売払収入です。  次のページをお願いいたします。  4款2項1目1節造林事業費受託収入の分収造林事業受託収入は、森林総合研究所からの受託収入で、北野1団地の除伐7.5ヘクタール分を計上しております。  次のページをお願いいたします。  3.歳出です。  1款1項1目財産管理費は、管理会の開催に係る経費のほか、区有林の協会管理道の刈り払い賃金及び区有財産の管理に係る経費などを計上しております。  2款1項1目造林費は、歳入で説明いたしました森林総合研究所からの受託事業に係る除伐委託料などを計上しております。  次のページをお願いいたします。  2項1目繰出金は、一般会計繰出金でありますが、大湯温泉まつり事業への助成分として39万円を計上しています。  以上で説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 建設部長。 ○建設部長(兎澤 優君) 443ページをお開き願います。  議案第38号平成28年度鹿角市上水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。  条文の主な内容でありますが、第3条収益的収支の予定額は、水道事業収益が5億7,029万7,000円、水道事業費用を5億5,001万円としております。  第4条資本的収支の予定額は、次のページお願いします。資本的収入を2億65万7,000円、資本的支出は4億4,840万3,000円としております。  第5条債務負担行為の事項等は、水道料金等徴収業務委託は、限度額を2億1,262万1,000円とし、期間については、平成27年度水道給水装置等設備資金利子補給費補助金とその損失補償とも、それぞれ平成33年度までとしております。  第6条企業債の目的、方法等は表のとおりと定め、限度額の合計は1億4,500万円であります。  第9条他会計からの補助金は、統合簡易水道事業にかかわる起債償還分の補助金額を定めたものであります。  平成28年2月26日提出。鹿角市長。  465ページをお開き願います。  収益的収支の主な内容でありますが、収入、1款1項1目給水収益は、有収水量約202万6,000立米分の5億849万8,000円を計上しております。  1款2項4目雑収入の下水道使用料等徴収事務費用負担金1,286万7,000円は、徴収事務一元化に伴う下水道、農業集落排水、簡易水道からの負担金であります。  次のページをお願いします。  支出の1款1項1目原水及び浄水費は、浄水場等の浄水施設にかかわる経費であります。主な経費としましては、委託料の節、電気・計装機器保守業務279万8,000円、水質検査委託155万8,000円、浄水場運転管理業務委託2,253万8,000円と動力費の節、電気料2,795万3,000円。その下段、薬品費の節、浄水用薬品費1,497万8,000円であります。  2目配水及び給水費は、配水施設の管理経費でありますが、次のページをお願いします。主な経費としましては、修繕費の節、検満メーター等取りかえ修繕6,423万6,000円で、検定期間満了によるメーター取りかえ2,725戸分であります。  3目受託工事費は、公共下水道及び都市計画街路事業の給水装置の工事費であります。  4目総係費は、経営業務の経費であります。委託料の節、コンビニ収納代行委託料は、平成27年4月から開始した使用料のコンビニ収納の代行委託料であり、約700件分65万6,000円を計上しております。  473ページをお開き願います。  資本的収支の主な内容でありますが、収入、1款1項1目補償金833万2,000円は、公共下水道、秋田県が事業主体の横丁地区都市計画街路事業と末広地区ほ場整備事業及び五ノ岱地区地方道路交付金事業の配水管移設補償費であります。  1款3項1目企業債は、浄水設備更新工事や浄水場施設耐震補強工事の浄水施設関係工事に関する浄水施設整備事業債7,200万円と、送水管更新工事及び配水管拡張工事に関する配水施設整備事業債7,300万円を予定しております。  次のページをお願いします。  支出の1款1項2目浄水施設整備費7,349万9,000円は、花輪浄水場送水ポンプ更新工事などの浄水設備等更新工事費と花輪浄水場送水ポンプ等耐震補強工事の浄水施設整備工事費であります。  3目配水施設整備費の工事請負費1億7,431万5,000円は、消火栓新設3基と花輪浄水場送水管更新工事の配水施設整備工事費及び小豆沢地区配水管拡張工事であります。  4目他事業関連施設整備費1,705万9,000円は、収入1款1項1目保障費で説明いたしました4つの事業関連の配水管移設工事であります。  以上で、上水道事業会計予算の説明を終わります。 ○議長(田村富男君) 提案理由の説明を終わります。  以上で、本日予定いたしました議事は全て終了いたしました。  明2月27日から3月1日までは、議案精査及び休日のため、本会議は休会といたします。  ただいまの時刻をもって散会いたします。     午後2時42分 散会...